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部門長挨拶


第97期部門長 倉爪亮(九州大学)

第97期ロボティクス・メカトロニクス部門長を務めさせていただくことになりました。会員の皆様、企画委員会,運営委員会の皆様のご協力を仰ぎながら、部門の活性化ならびにロボティクス・メカトロニクス技術による産業の発展に向けて貢献していく所存ですので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、毎年開催しております本部門主催のロボティクス・メカトロニクス講演会(ROBOMECH)は、昨年、北九州市において、1,313件の発表と2,000名の方々の参加をいただき、また本部門の設立30周年記念行事もあわせて盛大に開催することができました。参加、発表された方々、運営に携わられた方々に深くお礼申し上げます。今年も、2019年6月5日(水)〜8日(土)の日程で、「産業を再興するロボティクス・メカトロニクス」をテーマに広島国際会議場にて開催予定で、既に約1,300件の講演申し込みをいただいております。ロボティクス・メカトロニクス講演会は、特にご参加いただいた産業界の方や若い学生の皆様から、「普段は近づきづらい大先生と直接お話しできた」「デモが盛んで見ているだけで楽しかった」「知りたいところをトコトン聞けた」などのご意見を多くいただいており、活力ある本分野に最も適した発表方式であると考えています。来て、見て、話して、ためになる講演会として、今後もますますご活用いただければ幸いです。

ロボティクス・メカトロニクス分野は、その成り立ち、すなわち機械とコンピュータという異分野の融合から生まれた歴史からして、新たな知識、技術、概念を取り込む柔軟性、包容力、チャレンジ精神を有しており、これらが本部門の目覚ましい発展の原動力となっていることに疑問の余地はありません。近年では、IoT、AI、5Gなどの新技術、新概念が次々と発表され、実用化を目指した研究開発が活発に行われています。ロボティクス・メカトロニクス分野はこれら新たな技術、知識とも密接に関わる、我が国が最も得意とする分野であり、新技術をいち早く取り入れ、産業を発展させていく原動力となり得ます。今年のROBOMECHのテーマでもある産業の再興は、本分野の貢献無くしては考えられません。本部門の更なる発展が日本全体の産業の底上げにつながると確信しております。

最後に、私事で恐縮ですが、部門が設立された1988年は私はまだ大学4年生で、当時は卒業論文執筆のために熱力学の研究室に所属しておりました。つまり、ロボットを志したときには既に当部門があり、ROBOMECHがあり、それに疑問を感じることはまったくありませんでした。しかし先人の皆様が熱い思いで部門を立ち上げ、その意志を引き継いだ方々による不断の努力により、今日の部門が築き上げられています。その事実を目の当たりにし、改めて長い部門の歴史の中での部門長としての職責を痛感しております。先人の意志をしっかりと受け継ぎ、部門の皆様のために必要な改革を進め、更なる部門、学会の発展を使命として日々努力していく所存です。今後とも部門の活動にご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

Last Update: 2019/04/01
掲示責任者: 日本機械学会ロボメカ部門広報委員会