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部門長挨拶


第95期部門長 小俣透(東京工業大学)

この度,第95期部門長を拝命いたしました.重責ではありますが,村上弘記副部門長((株)IHI),菅野貴皓幹事(東京医科歯科大学)をはじめ,企画,運営両委員会の皆様のご協力を仰ぎながら,部門の更なる発展に貢献していきたと思いますので,どうぞよろしくお願い申し上げます.

ロボティクス・メカトロニクスに対する社会の期待が高まっています.昨年6月には「未来社会を創造するロボティクス・メカトロニクス」というテーマでロボティクス・メカトロニクス講演会ROBOMECH2016を開催しました.特別講演では,黒岩祐治神奈川県知事から未病という高齢化社会を見据えた県の取り組みを紹介していただきました.高齢化社会を受動的に迎えるのではなく,能動的に創造しようとする姿勢が伝わる講演でした.それとともに,ロボティクス・メカトロニクスへの期待が伝わる講演でした.

ロボティクス・メカトロニクス講演会では最近では1200件以上という大変多くの講演件数があり,災害救助,原発対応,インフラ点検,海洋,宇宙,農業,医療,福祉,バイオ等の幅広い分野での発表があります.これはロボティクス・メカトロニクスがあらゆる分野に係る技術であることの証です.本部門がこのような技術に携わり先導する立場であることは幸運なことです.今後の日本は少子高齢化,財政状況の悪化など決して明るい見通しではありませんが,本部門の創造的な研究開発活動により,ロボティクス・メカトロニクスが未来社会を良い方向に変え創造できることを示していきましょう. 一方,社会ではロボットが雇用を奪うのではないかと危惧されています.学会として,雇用を奪うのではなく,新産業を創出することで雇用は創出されることも示していく必要があります.

さて,ROBOMECH2017は福島県で開催されます.原発廃炉では大変期待されています.また福島県は新産業としてロボット産業を期待しています.このほか2017年度には部門主催学術講演会として,第27回インテリジェント・システム・シンポジウム(FAN2017),第23回ロボティクスシンポジア(幹事学会)が開催されますので,これらの学術講演会を成功させるために皆様の積極的なご参加をよろしくお願いいたします.また部門英文誌ROEOMEC Journalにはオープンアクセスというメリットがありますので,より一層の投稿をよろしくお願いいたします.

Last Update: 2017/05/08
掲示責任者: 日本機械学会ロボメカ部門広報委員会