No.1211, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1211-32/
はじめに 工場や発電所において、熱需要の多くは蒸気により供給されている。蒸気流量の計測は、性能診断やエネルギーソリューション、省エネ機器の導入検討に不可欠である。従来のオリフィス流量計や渦流量計は設置の際、配管を切断するため、稼働停止が必要であった。そのため、蒸気配管に挿入するこ…Read More
No.1211, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1211-37/
エネルギー管理の必要性 「蒸気流計測の高度化に関する研究会」では、もっぱら工場などでの加熱用蒸気にみられる、いわゆる「湿り蒸気」が検討対象の一つとなっている。従来、比較的大規模な工場ではセントラルのボイラーで蒸気が生成され、蒸気配管を用いて使用箇所に運ばれている。工場が大規模な場…Read More
No.1211, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1211-30/
研究会発足の経緯 産業分野では、省エネ、二酸化炭素の排出量や燃料使用量の削減などに貢献できる技術開発が日々進められている。特に、熱需要に対応する蒸気流量の把握と適切な計測、有効な対策の提示と提供は非常に重要となっている。しかしながら、蒸気の流量計測は、湿りの影響や、管内の流動様式…Read More
No.1211, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1211-31/
汎用蒸気試験設備の構築 電力中央研究所では、発電プラントの蒸気系配管における振動、減肉などの経年劣化事象の予測評価や、工場などでのエネルギー使用の詳細評価に必要な湿り蒸気流量の評価などを目的とした汎用的な蒸気試験設備を構築している(1)。
No.1211, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1211-36/
クランプオン超音波流量計 超音波は、構造物の劣化状態検査や医療における腹部エコーなど、さまざまなセンシング用途に活用されており、非破壊非侵襲な測定技術として各領域での新たな応用が期待されている。 超音波流量計は、この超音波を使い配管内の液体や気体の流量を計測する。現在、超音波流量…Read More
No.1211, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1211-35/
はじめに 18世紀に蒸気機関が発明されて以来、蒸気は産業界にとって必要不可欠なものとなった。電気を作るための発電動力として、また加熱用の熱源として、依然多くの蒸気が使用されている(1)。 乾き度を測定する目的は、エネルギーマネジメントや省エネルギー、蒸気を使用して生産される製品の…Read More
No.1211, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1211-34/
はじめに 蒸気流量の測定結果について正しく議論したい場合、その測定誤差の不確かさ評価は非常に重要である。また、実流評価が可能な現場測定において、その結果の信頼性が付与できれば、その後の議論を大いに有用な方向へと展開できる。ここで重要な手段となるのが不確かさ解析である。