最新号 11月 (No.1260)

キーワード: Myメカライフ

機械工学を学び、中学校技術科教員へ

No.1184, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1184-47/

私は長野高専機械工学科、千葉工業大学工学部機械工学科、そして千葉大学大学院教育学研究科技術教育専攻を経て、現在、中学校の教壇に立っています。機械工学を学びながら教員になった経緯について振り返りたいと思います。

機能創発と機序解明を主軸とした異分野融合研究のすすめ

No.1183, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1183-46/

私の研究室は流体医工学研究室という名前で九州大学大学院工学研究院機械工学部門において2016年4月よりスタートした研究室です。もともと私自身は熱流体を専攻して2003年に学位を海外の大学で取得したのですが、学位取得後に自分の研究の方向性を見失って模索している中でマイクロ/ ナノ工…Read More

知的好奇心を原動力に

No.1181, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1181-44/

今回の執筆にあたり、過去および現在の自分を駆動している根源を探ってみたいと思います。 私は、宇宙探査をはじめ極限環境におけるフィールドロボティクスの研究開発に取り組んでいますが、「宇宙好き」あるいは「ロボット好き」な少年だった、というわけではありません。高校時代も部活ばかりやって…Read More

ワークライフを前向きに楽しく!

No.1179, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1179-17/

近年、日本では女性研究者・技術者の社会進出を支援するために、仕事と家庭を両立するための制度作りとその実施が進められています。育児休業法・保育施設拡大計画・育児のための柔軟な勤務制度導入など、女性技術者が研究と育児を併行できる施策が実施されていますが、このような制度の整備や対応は、…Read More

生物を使った新しいロボット開発を目指して

No.1178, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1178-14/

あの衝撃は今でも忘れません。初めて研究室に配属した学部4 年生、私はある生き物と出会いました。その生き物との出会いが私の人生にこんなにも大きな影響を与えるとは、その当時は夢にも思いませんでした。私が学生時代を過ご
した森島研究室は機械科のどの研究室とも違っていました。細胞培養を行うクリーンベンチや顕微鏡が揃った研究室は、私の興味を引き付けるのには十分でした。そんな研究室に一際異彩を放つ生き物が飼育されていました。それは、ゴキブリです。とにかく人とは違うことをして目立ちたいと考えていた私は、ゴキブリを使った研究をして世界をあっと驚かせたいと思いました。そこから私とゴキブリの研究生活が始まりました。