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2019/9 Vol.122

【表紙の絵】
どこでも本棚ロボット
橘 佑樹 くん(当時7歳)

調べたい事がある時などに、近くに来て、ロボットに言うと、ぴったりの本を選んで、ロボットの本棚から出して渡してくれる。
足は折りたたむことができ、車りん(コマ)で移動することもできます。
目から映像を出して確認することもできる。

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人と機械の新しい関係

省人化と衛生管理向上を背景に自動化が進む 医薬品・化粧品・食品業界

取材・文 森山 和道 http://moriyama.com/

2019年7月に、医薬品・化粧品・洗剤業界の製造技術専門技術展「第21回インターフェックスWeek」と、食品機械の技術製品・サービス展である「2019国際食品工業展(FOOMA JAPAN 2019)」が開催された。どちらも自動機械のさらなる活用が期待されている分野だ。業界展だが、近年は特にロボットの活用が目立つようになり、一般メディアの取材も増えている。特に期待されているのは省人化、そしてその先にある無人化である。

■医薬品・化粧品・食品業界の人手不足は深刻化

「三品産業」と言われる医薬品・化粧品・食品業界で省人化が求められている理由が、人手不足であることは言うまでもない。機械の利点は、「人間には不可能な精度と速度で、繰り返し同じ作業を安定して長時間こなせる」ことである。しかしながら三品産業は、いまだに人手作業に依存する現場が極めて多く、人手不足の影響を受けている。そのため、三品産業ではまだまだ自動化の余地があると考えられている。ただし、「技術的には自動化が可能だ」といっても、大規模工場はともかく、特に中小規模の工場で現実的に自動化が進んでこなかったのには、それなりの経済的・社会的な背景がある。

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