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2017-/2017~ アーカイブ

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名誉員から一言

研究から学んだこと

◎

測定器を自分で作る(1)

私の博士学位論文は、「乱流平板境界層拡散火炎の安定と構造に関する研究」と題する実験研究です。この研究は、当時最新の流体流速測定法であったレーザドップラー流速計(LDV)を用いて、燃焼場での速度測定を行ったものでした。LDVは当時大変高価であり、大学院生であった私が自由に使うことは難しい装置でした。しかしながら、当時研究指導をしていただいていた前田 昌信専任講師(当時)より、測定器を自分で作ればと言われ、TTL回路を勉強し、秋葉原に通って部品を購入し、博士課程1年間をかけて測定器を組み上げました。市販品に比べるとデータレートが極端に低く、最初はデータの良し悪しもわからず、本当に研究を進められるか、と思ったこともありました。そのようなとき、一緒に実験を行った修士課程、卒業研究の学生が粘り強く実験を繰り返してくれたことで、燃焼場の乱流速度成分を取得することができ、主査猪飼 茂教授のもと、博士学位を取得することができました。

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