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2021/7 Vol.124

機構模型

工部大学校の「機械学」教育機器(機械遺産第100号)

角度定規

年代未詳/金属/W652, Dia.137(mm)/東京大学総合研究博物館所蔵

製図道具は近代化の進められた機械学教育に用いられた。本資料の年代や製作場所は未詳であるが、他に「工学寮」「工部省工作所」等の刻記から国内で製作されたことがわかる製図道具類が東京大学総合研究博物館に現存する。

上野則宏撮影/東京大学総合研究博物館写真提供/インターメディアテク展示・収蔵

[東京大学総合研究博物館]

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Withコロナのノウハウ

コロナ禍における研究所運営

Withコロナのノウハウ-研究機関編-

職員の安全確保が最優先

感染防止に努め勤務形態が激変

電力中央研究所(以下、電中研)において、新型コロナウイルスへの危機管理に関して最初に所内周知されたのは、2020年2月中旬であった。本稿を執筆している2021年5月(以下、現時点)に至るまで、職員の不安感を取り除くとともに一体感の醸成を狙い、適宜経営トップからのメッセージが発信されている。また、業務推進する上でのガイドラインが細かく策定され、世の中の状況に合わせて適切に修正されながら、それに基づいた研究所運営が続いており、所内における感染を防止している。

電中研においては、2020年2月末より在宅勤務推奨、緊急事態宣言が発出された同年4月よりしばらくは原則在宅勤務とする措置が施され、出勤者は減少した。なお、筆者が所属するエネルギー技術研究所においては、組織管理とリスク分散の観点から、所長と副所長は出勤日が極力重ならないよう配慮する体制で運営した。

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