日本機械学会サイト

2017/7 Vol.120

「天気をこうかんするキカイ」
鬼塚 充暉 くん(当時8 歳)
雨のところと晴れのところをこうかん
するキカイ。雨がふらなくてこまって
いるさばくと、雨ばかりで外であそぶ
ことができない子どもたちのいるとこ
ろの天気をこうかんする。どっちもう
れしくなるゆめのキカイ。

バックナンバー

座談会

ジュニア会友と夢の機械を考える

日本機械学会は創立120 周年記念事業として、未来マップ作成プロジェクトを立ち上げた。機械の日・機械週間の企画行事として実施している「絵画コンテスト」の応募作品を対象に、それらを実際に実現するためのステップを考察し、未来の機械工学を想像することを目的にしたプロジェクトである。 本…Read More

特集 未来マッププロジェクト ~子供たちの描く夢の機械の実現に向けて~

未来マッププロジェクトの位置づけ

日本機械学会創立120周年記念事業委員会 新しい未来マップ作成小委員会 テストプロジェクト検討会

はじめに 日本機械学会が創立120 周年を迎えるに当たり、これを記念する行事に加えて、いま何をなすべきかについて、創立120 周年記念事業委員会では真摯な議論を重ねてきました。ここでの議論の中心は、急速に変化しつつある科学技術分野の中で、我々がよって立つ「機械工学」とは何かを再定…Read More

特集 未来マッププロジェクト~子供たちの描く夢の機械の実現に向けて~

「空気をきれいにする車」の技術的バックキャスト

村上 陽一(東京工業大学)

対象絵画の選定と技術要素への分解 バックキャストの対象とする子供の絵画を選び、 目的機能を実現する技術の技術要素への分解を行った   本パイロットプロジェクトでは、幼稚園児の描いた「空気をきれいにする車」(図1)を選んだ。この絵では、走行中の車が汚染物質を含む周囲の空気…Read More

特集 未来マッププロジェクト ~子供たちの描く夢の機械の実現に向けて~

日本が誇る環境浄化材料・光触媒

宮内 雅浩(東京工業大学)

1.光触媒実用化の歴史 本多・藤嶋効果(1970 年代) → 環境浄化(1980 ~ 1990 年代) → 室内用途への展開(21 世紀現在) 二酸化チタン(TiO2)が光触媒として知られるようになったのは、1970年代初頭の日本人の報告にさかのぼる(図1)。本多と藤嶋は、水中で…Read More

特集 未来マッププロジェクト ~子供たちの描く夢の機械の実現に向けて~

光触媒を用いた空気浄化技術の未来

栗屋野 伸樹〔盛和環境エンジニアリング(株)〕

空気浄化技術としての光触媒技術の発展と現状 光触媒技術は、1990年代後半に多くのメーカーが開発と商品化に参入し、特に家電空気清浄機への搭載によりその人気と知名度は2000年頃に高まりを迎えた。「光」という響きの良いキーワードと、光を当てるだけで身の回りのニオイが低減される手軽さ…Read More

特集 未来マッププロジェクト ~子供たちの描く夢の機械の実現に向けて~

プラズマを用いた大気中汚染物質分解技術 ~空気をきれいにする未来の車について~

大久保 雅章(大阪府立大学)

自動車の将来動向 HV, PHV などに重点がおかれる 2015年10月に、トヨタ自動車(株)の2050年に向けた環境に対する取り組み「環境チャレンジ2050」が発表された。その中では、トヨタが2050年に世界で販売する新車CO2 排出量を2010年比で90%削減する目標が掲げら…Read More

特集 未来マッププロジェクト ~子供たちの描く夢の機械の実現に向けて~

天気をこうかんするキカイ

佐藤 勲(東京工業大学)

1. はじめに:作品の意図とバックキャスティング 図1 天気をこうかんするキカイ 図1に示した「天気をこうかんするキカイ」の原画の趣旨は、雨が降って外で遊べないところと、乾燥して雨が降らないところの天気を入れ替えて、外で遊べなかった子供たちも、乾燥地帯で暑さと植物の生育などに困っ…Read More