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2018/2 Vol.121

【表紙の絵】
「エコな飛行機」
佐藤 想士 くん(当時10 歳)

地球から出たよごれた空気を吸う事で空を飛び、きれいな空気に変換して排出します。緑の少ない土地には種をまきます。
皆、この飛行機が大好きです!!

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名誉員から一言

常識と研究、ヒューマンウオッチング

成田 吉弘

この会誌が目に触れる2月下旬は、就職など人生の旅立ちを前に気持ちを新たにしている人が多いだろう。私も昨年春に北海道大学を卒業(定年退職)して新たな道を求め、JICA専門家としてインドネシア東部の赤道付近、不思議な形のスラウェシ島に2017年6月から暮らし始めた。しばらくしてから方向感覚がおかしいことに気付いた。頭の中のコンパスの針が定まらないのだ。よく考えると、理由は太陽が北から照っているのである。その時は日本が夏、非科学的に言うと太陽が北半球に行っている時期である。また夜照る月を見て二度びっくり。月が縦長ではなく、お椀の形に上下に欠けている。太陽は南から照り、三日月は縦長との常識を60年以上疑いもしなかった。

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