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2020/7 Vol.123

表紙の説明:「これは、1930年代にドイツのファウター社で製造されたホブ盤のテーブルとワークアーバ部分である。穴加工済みの工作物を、テーブルの中心になるようにワークアーバに取付けて固定し、工具(ホブカッタ)と工作物の相対運動により歯形形状を創成しながら加工して歯車を作る。」
[日本工業大学工業技術博物館]

表紙写真 北原 一宏

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編集後記

編集後記

今回の特集テーマは「スポーツ×ICT」ですが、お気づきの通り、これはオリンピックを意識したもので、当初は「オリンピック・パラリンピックを支える技術」というテーマ名で企画を進めておりました。TOKYO2020が2021年に延期されることになったため、少し視点をぼかして企画を続けることにしましたが、コロナ禍におけるICT活用にも触れることができ、興味を持っていただけたのではないかと思います。7月に入り、もともとのオリンピックの会期が近づいてくると、当初の予定では今頃…という考えが頭をよぎり、まるでパラレルワールドを生きているかのような気さえしてしまいます。それくらい、コロナウィルスの感染拡大が私たちの当たり前を変えてしまったように感じます。(DK)