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2017/5 Vol.120

【表紙の絵】
「なかまを増やすロボット」
乙成 華菜 さん(当時10 歳)
このロボットは、はんしょくするロボットです。人が少ない年齢はどこかをみて、大人でも自分より年上じゃなければうむことができ、少子化を防げます。(一部抜粋)

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編集後記

編集後記

ドラえもんは今、中国でも大人気です。2 年前公開のCG 映画の興行収入は、日本でのそれを超えています。しかし人気の一方で、中国では「ドラえもんは教育的に良くない」という批判があるようです。ドラえもんは困っているのび太に便利な道具を出しあげて、「甘やかしている」という考えです。ちょっと意外ですが、そういう見方もできます。
しかし、こうも考えられます。ドラえもんは、便利な道具を出してのび太のやる気を刺激し、また、便利な道具も使い方を間違えると大変なことになるという実地訓練をして、人間的な成長を助けているのだと。
「機械と人間の共存」は、現在の人類が直面している最大の問題です。機械の方が人間より賢くなることは避けられないようです。ならば、両者の関係が、ドラえもんとのび太のような関係になれればいいな、そう思います。(KT)

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