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2020/9 Vol.123

表紙の説明:これは、フライス盤のテーブルに取り付けて使用する割出し台の割出し板部分である。ハンドルを回して穴へピンをさし込んで直接割り出す方法と、送り機構から駆動させる方法がある。これを用いて、円筒工作物の外周上に等分割の溝をフライス加工したり、インボリュートカッタを取付けて歯切り加工したりできる。
[日本工業大学工業技術博物館]

表紙写真 北原 一宏

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令と和の産学連携

たたら製鉄伝統の地を、先端金属素材の聖地へ!-島根発・Next Generation TATARA Project

砂鉄と木炭を原料とした古代からの製鉄法「たたら製鉄」。この伝統が息づく島根の地を、先端金属素材の聖地にするための産学連携プロジェクト「先端金属素材グローバル拠点の創出-Next Generation TATARA Project-(以下、NEXTA)」が進んでいる。2018年11月に内閣府地方大学・地域産業創生交付金事業としてスタートしたNEXTAは、島根県内の特殊鋼関連企業と島根大学の知見を結集させて新材料の研究開発に取り組むことで、地方創生を目指す。今回は、NEXTAで産学連携コーディネーターを務める島根大学 特任教授/次世代たたら協創センター NEXTAプロジェクト推進室長 三浦哲也氏に話を聞いた。

(取材・文 周藤 瞳美)

たたら・特殊鋼を軸に産業振興を展開

——まずは、NEXTAの概要についてお聞かせください。

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