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2022/7 Vol.125

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特集 withコロナにおける新たな生活様式を支える技術

新しいコミュニケーションのための人間拡張基盤

石川 博規〔(株)NTTドコモ〕

コロナ時代になりテレワークやWeb会議が普及し、ツール自身も進化している。しかしながら、画面のなかで得られる情報のみでコミュニケーションをとっているため、相手の情報が十分とはいえず、どうしても伝えるということが中心になっている。本稿では“伝える”を“伝わる”に変える技術の一つとして、動作やスキルの情報をリアルタイムに場所に関係なく、相手に共有することができる人間拡張基盤TMについて述べる。

はじめに

6Gの特徴的な技術の一つである超低遅延化の実現により、6Gでは神経の反応速度をネットワークの通信速度が超えるため、脳や身体の情報をネットワークに接続することにより、ネットワークで人間の感覚を拡張することが可能になると考えられる。本稿では「人間拡張」としてめざしている、「身体のユビキタス化」、「スキルの共有」、「感情の伝達」、「五感の共有」、「テレパシー・テレキネシス」のうち、「身体のユビキタス化」および「スキルの共有」の実現に向けて、他者間の動作の共有を可能にする人間拡張基盤図1について述べる。

図1 人間拡張基盤の概観

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