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2020/2 Vol.123

表紙写真 北原一宏
撮影地協力 日本工業大学 工業技術博物館

表紙の説明: これは、1955年頃まで町工場で使われていたベルト掛け段車式の普通旋盤用の換え歯車である。今は電動機が付いた全歯車式であり、レバーやダイアルを操作するだけで簡単に送り速度やねじのピッチを換えることができるが、当時は表を見て、その都度、歯車を付け替える必要があった。

バックナンバー

特集 機械・インフラの健全性評価の現状と展開

鉄道車両のメンテナンスと非破壊検査

牧野 一成(鉄道総合技術研究所)

はじめに

鉄道車両は図1に示すように、車体と台車に大きく分けられ、さらに台車は台車枠や輪軸(車輪と車軸)などの部品から構成されている。日本の新幹線および在来線の鉄道車両では、期間あるいは走行距離に応じて数種類のレベルの定期検査が行われているが、車軸や台車枠などの台車部品に対しては、超音波探傷や磁粉探傷といった非破壊検査が適用されている(1)

本稿では、鉄道車両のメンテナンスで用いられている非破壊検査に注目し、鉄道車両の定期検査の種類と、それぞれの検査種別で適用されている非破壊検査法の概要を述べるとともに、近年の技術開発の動向を紹介する。

図1 鉄道車両と台車の構成

鉄道車両の定期検査の種類

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