キーワード: 日本のモノづくり再興Part2-日本機械学会の役割-

〈機械技術者への期待〉日本の製造業における機械技術者への期待

No.1227, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1227-16/

はじめに 我が国の製造業は、戦後の高度成長時代に、欧米などの先進国から導入した技術を活用し、安い労働力と生産現場での創意工夫によって「安価で品質のよい製品を効率よく大量生産」することで発展してきた。後に韓国、中国、台湾なども日本と同様の方法で先進国に発展し、いまでは日本企業を凌駕…Read More

〈機械技術者への期待〉技術者に期待する資質について

No.1227, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1227-18/

当社の研究開発組織であるRDセンターは、別法人の(株)三浦研究所となった時期があった。同所創設時の代表は、当時当社副社長であった川人 明美氏(本会 元中四国支部長)で、日本機械学会三浦賞の由来でもある当社創業者の三浦 保氏(日本機械遺産No.075 小型貫流ボイラZP型開発者)が…Read More

〈コア技術〉学会をハブとする産学連携とモノづくり

No.1227, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1227-20/

はじめに 産学連携は、国の政策もあり、先端技術開発などで個々の企業、大学間の連携はすでに十分に検討され、その仕組みも構築されている。しかし、工学系の学会は、産学連携に必要なステークホルダがすべて集まっているにもかかわらず、従来の産学連携の枠組みに含まれていない。 一方、我が国の企…Read More

〈コア技術〉車載用電磁比例制御弁の開発と適用

No.1227, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1227-24/

はじめに 電磁比例制御弁の歴史は射出成形機などの産業機械分野では比較的古く1970年代に始まる。その後、小型の比例ソレノイドが開発され、車載用としての適用が始まるのは、1980年代の半ば以降のことである。川崎重工業(株)では、1987年に農業トラクタ用電磁比例制御弁を開発し、量産…Read More

〈コア技術〉機械工学における機械要素技術~歯車工学の観点から~

No.1227, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1227-28/

はじめに “モノ”づくりの狭間で思うこと “モノ”づくりでは、製品を生産するだけではなく、製品を作る上で、いっそう効率的な製造方法・新しい開発方法を考え、さらに製品に付加価値を与え、各種サービスを取り入れることも含まれるとされる。その裏では当然のごとく効率化が求められ、少子高齢化…Read More

〈社内風土〉THKの“6×6プロジェクト”自由に好きなものを開発する!

No.1227, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1227-34/

ものづくりが面白いと思える環境づくり 創造開発型企業の新たな人材開発の仕組み 6×6プロジェクト(通称:ろくろく)は、日頃、開発納期に追われてしまい、技術者が新しいアイディアを持っているのに手を付けられないというジレンマを払拭するための活動の一つである。プロジェクト名の名前は当初…Read More

〈社内風土〉挑戦する意思を尊重する

No.1227, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1227-36/

はじめに (株)ハーモニック・ドライブ・システムズ(以下HDS)は長野県安曇野市に本拠地を構える機械部品メーカであり、2020年11月に創立50周年を迎えた。 本稿ではHDSの主力製品であるハーモニックドライブ®の紹介とともに、HDS若手エンジニアの業務内容およびやりがいを感じる…Read More

〈人材育成〉 機械系学部教育のあり方を考える

No.1227, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1227-08/

はじめに 問題点の提示 平成7年制定の科学技術基本法に基づいて、平成8年から始まった我が国の科学技術基本計画は現在、第5期が進行中である。科学技術偏重であったものが、人文科学に係る科学技術の振興やイノベーション創出を基本法に組み込み、[1]持続的な成長と地域社会の自律的発展、[2…Read More

〈人材育成〉モノづくり力強化に向けた人財育成 DXの時代における技術研修

No.1227, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1227-12/

はじめに 「人」が支えるモノづくり 2020年は、業務や研究、学習の進め方や環境の変化を余儀なくされ、多くの人にとって特別に記憶される年になったと思われる。COVID-19 のように、ターニングポイントの直接の引金となるものは明らかであっても、変化・変革はその背後で徐々に蓄積され…Read More