日本機械学会サイト

2017/10 Vol.120

「ゴミをでんきにリサイクル」
鈴木 偲温 さん(当時8 歳)
このきかいは、どこのくにでもでるゴミを、わたしたちにとってとてもひつよう、でんきにかえるきかいです。せかいの大人たち子どもたちにゆたかな生かつを送ってほしいです。

バックナンバー

巻頭企画

座談会「学会が果たすべきグローバル化の役割とは?」

国際化・グローバル化が求められる今、学会が果たすべきグローバル化とはどのようなものだろうか? 2008 年に始まった東南アジアとの国際連携活動を振り返り、アジアの状況、留学生の就職事情、グローバル人材、日本のものづくりの求心力をキーワードに、本会の課題と役割について、議論を行った…Read More

特集 日本機械学会のグローバル化~アジア諸国との連携のあり方~

LETTER OF CONGRATULATIONS To The Entire Members of Japan Society of Mechanical Engineers / King Mongkut’s Institute of Technology Ladkrabang

Chinda Charoenphonphanich

120 周年記念事業特別企画“Diversity and Inclusion -Engineering Role in ASIA-” に寄せて 東南アジア諸国と本会との連携についてのパネルディスカッションを行います。 招待パネラーより、120 周年のお祝いのメッセージと大学紹介を…Read More

特集 日本機械学会のグローバル化~アジア諸国との連携のあり方~

ASEAN 機械系学会との交流

成田 吉弘

はじめに インドネシアでの筆者の朝は、夜明けの街角に流れるコーランの響きで起こされることが多い。筆者は北海道大学を定年退職後、JICA専門家としてインドネシア東部のマカッサル市で生活を始めて4ケ月経ったところである。インドネシアは人口2.5億人、面積も日本の5倍…Read More

特集 日本機械学会のグローバル化~アジア諸国との連携のあり方~

AUN/SEED-Net:アセアン工学系高等教育ネットワーク

小尾 晋之介(慶應義塾大学)

シードネットの概要 本稿では「アセアン工学系高等教育ネットワーク(AUN/SEED-Net、シードネット)」という(独)国際協力機構JICA によるODAプロジェクトについて紹介する。このプロジェクトは当初5 年間の事業として2003年に開始し、徐々に見直しがなされながら5 年ご…Read More

特集 日本機械学会のグローバル化~アジア諸国との連携のあり方~

東京工業大学とタイ王国との交流について

花村 克悟(東京工業大学)

東工大タイオフィスの設置まで 東工大–タイ王国交流史 東京工業大学とタイ王国との交流は、大変長く深いものがある(1)。1980年代より、日本学術振興会の拠点大学交流事業によるキングモンクット工科大 学ラカバン校(KMITL)との連携、JICAプロジェクトへの積極的な参…Read More

特集 日本機械学会のグローバル化~アジア諸国との連携のあり方~

ベンチャー企業によるアジアでのビジネス展開とイノベーションへの挑戦

徳重 徹〔テラモーターズ(株)/ テラドローン(株)〕

会社概要 テラモーターズ(株)は、2010年設立の電動バイクの開発・販売を行うベンチャー企業で、現在ベトナム、バングラデシュ、インドに現地法人を設立している。「EVでイノベーションを興し、クリーンで持続可能な社会を創造する」という理念のもと、設立2年で電動バイクの国内シェア1位を…Read More

特集 日本機械学会のグローバル化~アジア諸国との連携のあり方~

豊田工業(昆山)有限公司(TIK)駐在について

城所 宏行〔(株)豊田自動織機〕

豊田工業(昆山)有限公司(TIK)の紹介 豊田工業有限公司(TIK)TOYOTAINDUSTRY(KUNSHAN)は自動車のエンジン部品を製作する鋳造工場とフォークリフトを製作するリフト(叉车)工場があり、両工場ともに中国江蘇省昆山市にある。母体は日本の(株)豊田自動織機であり、…Read More

特集 日本機械学会のグローバル化~アジア諸国との連携のあり方~

Kubota Tractor Corp. 駐在員が考えるグローバル化

倉地 宏晃(Kubota Tractor Corporation)

KubotaTractorCorp.の紹介(1) KubotaTractorCorp.はクボタグループ初の海外販売会社として、1972年にアメリカ・カリフォルニア州に設立された。設立当初に販売していたトラクターは、“芝刈り用”としてアメリカ市場に受け入れられ、「高品質」と「信頼性…Read More

特集 日本機械学会のグローバル化~アジア諸国との連携のあり方~

Work Hard, Enjoy Life!

金 尚奎〔マツダ(株)〕

日本留学を決意するきっかけ 韓国で生まれ育った私は、1997年当時23歳の時に来日した。留学生として大阪で10年間を過ごし、マツダ(株)に入社した2007年からは広島で暮らしている。入社以来ディーゼルエンジンの開発業務に携わっている。 韓国の大学で3年生になった私は、「これからの…Read More

特集 日本機械学会のグローバル化~アジア諸国との連携のあり方~

グローバル化とダイバーシティについて

馮 益祥〔(株)日立製作所〕

グローバル化の正念場に向かって 筆者が入社した2006年当時、外国人社員の割合が1%未満であった。これに対し、欧米の先進企業では、通常3割程度が外国人社員となっており、日本企業の人材グローバル化は立ち遅れているといえる(1)。 2010年頃に、ユニクロや楽天が英語公用語化を発表し…Read More

特集 日本機械学会のグローバル化~アジア諸国との連携のあり方~

日本企業のグローバル化

李 永芳〔(株)東芝〕

グローバル化の流れ 近年、労働力不足の解消とグローバル競争に打ち勝つため、多くの日本企業は国外人材を積極的に採用している(1)(2)。しかし日本企業は、採用する外国人従業員の強みである多様的価値観や能力を活かせているのか、また外国人が日本語を習得しなければコミュニケーションが成立…Read More

特集 日本機械学会のグローバル化~アジア諸国との連携のあり方~

JSME International Unionの設立と取り組み

更なるグローバル化を目指して 2016年3月、外国籍の留学生や技術者のコミュニティーを形成し、グローバル化の強化を図る目的でJSME International Union(JSME-IU)は発足した。欧米の学会が国際展開する中、本会もまた、関連分野における最先端の情報が世界から…Read More

特集 日本機械学会のグローバル化~アジア諸国との連携のあり方~

日本機械学会グローバル化の現状

本稿では、日本機械学会のグローバル化の状況について、会員数、学術講演会、学術誌、国際交流の観点からその現状を紹介する。 1.外国籍会員 本会の外国籍会員数は、ここ15年、500~580人程度で推移しており、世の中のグローバル化の進展にもかかわらずほとんど増加していない。2017年…Read More