特集 チタンを中心とするhcp金属の機能と性能の発現と向上
hcp 分科会の紹介
チタンを中心とするhcp分科会 hcp金属の代表であるチタン 金属には代表的な結晶構造が3種類存在し、その一つが図1に示すhcp(hexagonal close-packed)構造である。単位となる構造が六角柱の形状になるが、その軸比(= c/a)は物質によって異なる。原子が理想…Read More
特集 チタンを中心とするhcp金属の機能と性能の発現と向上
チタンを中心とするhcp分科会 hcp金属の代表であるチタン 金属には代表的な結晶構造が3種類存在し、その一つが図1に示すhcp(hexagonal close-packed)構造である。単位となる構造が六角柱の形状になるが、その軸比(= c/a)は物質によって異なる。原子が理想…Read More
特集 チタンを中心とするhcp金属の機能と性能の発現と向上
チタン産業 チタンは軽くて強く、耐食性に優れていることはある程度周知されていると思う。軽くて強い特性を活かしたチタン合金が航空機分野に多く使用され、一方優れた耐食性、加工性も相応に可能である純チタンが海水を用いた熱交換器、化学プラントなどに使用されており、世界的には数量として航空…Read More
特集 チタンを中心とするhcp金属の機能と性能の発現と向上
純チタン薄板 チタンは純チタンとチタン合金に大別され、純チタンは強度レベルで水準が分かれている。純度が高いほど軟質で加工性に優れる。複雑形状への成形加工を要する場合は最も軟質な純チタン(JIS1種)が用いられる。特に、チタンは比強度に優れるだけでなく耐食性も優れることから、海水(…Read More
特集 チタンを中心とするhcp金属の機能と性能の発現と向上
はじめに チタンは、他の実用金属材料と比べて海水に対して、圧倒的に高い耐食性を示すことから(1)、化学プラント、発電設備や大型輸送船舶などで海水を用いて冷却や加熱を行うプレート式熱交換器(Plate type Heat Exchanger、以下PHE)の熱交換プレートや配管などの…Read More
特集 チタンを中心とするhcp金属の機能と性能の発現と向上
はじめに チタンは鉄鋼材料の60%程度の密度で耐食性が優れるためさまざまな用途で使用されている。特に、6%のAlと4%のVを添加したTi-6Al-4V合金は軽くて強度が高いため、航空宇宙分野をはじめとしてさまざまな市場で幅広く使用されている。例えば、航空機ではボディだけでなく、ジ…Read More
表紙:経年変化してグラデーションに紙焼けをした古紙を材料にコラージュ作品を生み出す作家「余地|yoti」。
古い科学雑誌を素材にして、特集名に着想を受け、つくりおろしています。
デザイン SKG(株)
表紙絵 佐藤 洋美(余地|yoti)