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2018/12 Vol.121

よごれ0(ゼロ)ロボッ子
村越 心 さん(当時9 歳)
この‘よごれ0(ゼロ)ロボッ子’は、体が掃除機のようになっています。手は掃除のアイテムが出てくるようになっています。口はゴミを吸い込めるようになっています。そして、吸い込まれたゴミは大きなおなかに入り、それが‘よごれ0(ゼロ)ロボッ子’のごはんとなります。目はセンサーが付いていて部屋のよごれがあるとすぐに気づけるようになっています。足はモップで水などをふけます。モップは自由に動きます。頭にはアンテナが付いていて、電気に近づくと体全体が気づき、動くようになっています。これが‘よごれ0(ゼロ)ロボッ子’の仕組みです。

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テクニカルイングリッシュの心得

第12回(最終回) 国際会議発表の実践スキル その3

Q&A・質疑応答

 最終回は最も苦手意識が強いQ&Aについて、まとめます。

<心構え>

 Q&Aはどうしても受け身になりがちですが、「攻める」気持ちが大切です。英語文化圏では常に勝ち負けの価値判断が入ってきますから、国際会議でも発表者は参加者に「勝たなければいけない」のです。受け身では「勝つ」のは難しいと思われるかもしれませんが、ここで「勝つ」とは“聴衆からのどんな質問に対してもきちんと質問者を満足させる応答をする”ことです。また、「攻める」とは“受けた質問を使ってさらに自分の言いたいことを言う”ことです。英語文化圏の発表者は常にこの気持ちを持ってQ&Aに臨んでいます。

 「勝つ」「攻める」ためには、豊富な想定質問&応答練習が必要です。Q&Aが苦手と感じるのは不確定要素が含まれるからです。その不確定要素が減れば、心の余裕と自信ができ「勝つ」「攻める」ことができます。もし、全ての質問があらかじめわかっていたらこんなに楽なことはありませんよね。豊富な練習量によって、そこにできるだけ近づくのです。No sweet without sweatです。

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