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2017/8 Vol.120

未来型かかし「Farmer」ファーマー
村越 水 さん(当時 14 歳)
本来、鳥から農作物を守るために建てられた‘かかし’ですが、もっと有効に活用しようと考えました。
笠の先端にはスプリンクラーが設置され水を自動的に放出します。笠が回り、鈴を鳴らして農作物を熊や鳥か
ら守ります。
腕から提げられた取り外し可能な籠は、収穫した野菜の重さを測ることができます。
両腕の先端は防犯カメラで 360 度監視します。カメラはもちろん‘かかし’の胴体も回ります。
異常があれば口に模したスピーカーからサイレンが鳴ります。
‘かかし’の背中にあるボックスに生ゴミや抜いた雑草を入れてセットすると堆肥になって出てきます。
これらはコンピュータ機能で管理し、笠に設置された太陽光の電気により動きます。

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技術のみちのり

実現!燃料電池自動車の量産化 〔トヨタ自動車(株)〕

燃料電池自動車「MIRAI」

未来を見据えた目標

「2050年までに、新車CO2排出量を2010年比90%低減」これがトヨタ自動車(株)の目標である。これ以上、地球温暖化が進行しないように、なんとしてもCO2排出量を減らさなければならない。トヨタは長年、FCV(燃料電池自動車)の開発と普及に取り組んできた。そして、ついに世界初のFCV 量産化を実現し、2014年12月に燃料電池自動車「MIRAI」を販売したのだ。

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