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2017/9 Vol.120

「魚(うお)っちゃCar!!」
吉川 大翔 くん(当時6 歳)
これは海の底で魚をとったり、研究
や工事が出来る移動式の機械です。
左前にあるセンサーやカメラで魚を探
します。自分の食べたい魚や珍しい
魚をつかまえて巨大タンクで増やしま
す。グリッパーにのこぎりやハンマー、
グラップルをつけかえて、深い海の
底に魚と一緒に遊べる遊園地を作り
ます。中は海の底でもず~っと息が
出来るように酸素や水、カルシウム、
色々なものがシャボン玉のようになっ
て出てきます。1 階は魚を育てるた
めの部屋。2 階は操縦席と巨大タン
クの部屋。3 階は図書館とお茶を飲
む場所があります。

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技術のみちのり

深海8000mへの挑戦 岡本硝子(株)

図1 フリーフォール型ガラス球深海カメラ「江戸っ子1 号」
オレンジ色の容器はカバーで、中に高耐圧ガラス球が入っている。

水圧から機器を守るガラス球

2013年11月、深海無人探査機「江戸っ子1号」は、水深8000mの日本海溝の撮影に成功した。船から自由落下で海底に降ろされた「江戸っ子1号」は、備え付けの餌で生物をおびき寄せ、その映像を長時間撮影し、ヨコエビという生物を採取。その後、錘を切り離して浮上し、海面で回収された。この探査機は四つのガラス球から成り、球の中にはビデオカメラやライト、制御ユニット、GPS などが入っている(図1)。これらの機器を80MPaという高い水圧から守ったのが、岡本硝子(株)が開発した外径13inch(約33cm)の高耐圧ガラス球なのだ(図2)。

図2 13inch 耐圧ガラス球(半球)

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