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機械屋の数学

第7回 摂動法の基礎Part 1 正則摂動法と特異摂動法

今回からは,テーマを大きく変えて,摂動法について説明したい。これまでの6回分とは,内容的に異なってくるので,新たに章番号および式番号をつけていく。

1. 摂動法とは

摂動法とは,方程式の中に微小なパラメータを含んでいる場合に,その微小なパラメータを利用して,解を級数の形で表現し,近似解を求める手法である。例として,区間$[0,1]$で定義された関数$f$に関して,

\[\frac{{\rm d}^2 f}{{\rm d}x^2} – \varepsilon xf = 0\] (1)
\[\text{境界条件:} f(0) = 0,\quad f(1) = 12\] (2)

のもとで,$\varepsilon$が十分小さいとき($\varepsilon \ll 1$)に

\[f = f_0 + \varepsilon f_1 + \varepsilon^2 f_2 + \cdots \] (3)

と解を,べき級数の形で与えて,摂動法により近似解を求めてみる。

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