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第4回 化学工学は「絶滅危惧学科」か

No.1265, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1265-32/

化学工学と化学工学科の歴史 時代とともに大きく変遷してきた 本シリーズのテーマは「絶滅危惧科目」であるが「絶滅危惧学科」という語もあり、「絶滅危惧学科」が論じられる際には必ずと言っていいほど化学工学について言及される。そこで、本稿ではまず化学工学・化学工学科の歴史をたどり、その変…Read More

第4回 比喩(ひゆ)は技術者専用のコミュニケーション道具

No.1265, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1265-34/

はじめに 前回の第3回目では、「技術者向けコミュニケーション7つ道具」の存在と、その内の一道具として「6W2H」を伝授した。小学校や中学校における義務教育で習った「5W1H」が一般常識となっているが、「6W2H」は、かつて、商標登録した当事務所のオリジナルである。 またこれは、コ…Read More

サーフェス形状探索システム「ORIFACE」

No.1265, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1265-38/

「折り工学」を用いた機能と製造を考慮したサーフェス形状の最適化 (株)OUTSENSE 概要 折り工学を用いた新しい形状探索システムの実現 当社が開発した「ORIFACE」は、数ある折りパターンの中から要求に合うモノの表面構造(サーフェス形状)を探索するシステムである。本システム…Read More

私のモチベーション(暫定)と今後

No.1265, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1265-40/

この度は、機械学会奨励賞(技術)をいただき、誠に名誉に思います。 今回の受賞は、大気圧非平衡プラズマに関する研究を評価していただいたもので、基礎的な現象の解明、微粒子集塵技術の実用化への貢献、新規応用としてのガス分解技術の基本的な実証を行いました。これらの研究成果は決して私ひとり…Read More

日本機械学会学術誌の取組みと状況

No.1265, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1265-41/

編修理事会では、学術誌の価値向上と掲載件数の増加を重点課題としてさまざまな施策を実施しています。特に書誌データベース(WoS, Scopusなど)への収載に向けた取組みに力を入れており、今般の取組みと状況について紹介いたします。 DOAJへの収載の取組み 世界的にハゲタカジャーナ…Read More

論文アクセスランキング 日本機械学会学術誌(英文) 年間アクセス数トップ10

No.1265, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1265-42/

  第101期編修理事会 日本機械学会学術誌(英文) 年間アクセス数トップ10 (2023年1月~2023年12月の期間で集計) 論文アクセスランキングは、J-STAGEが毎月作成するアクセス統計データを集計し、作成したランキングで、集計の対象は書誌事項へのアクセスです…Read More

第3回 流体機械の重要性とその教育

No.1264, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1264-36/

産業、社会を支える流体機械 その重要性と流体機械教育の意義 流体のエネルギーを機械的エネルギーに変換する流体機械である風車や水車は、温室効果ガスを排出しない原動機として発電設備に用いられ、今後ますます重要になることは言うまでもない。機械的エネルギーを流体のエネルギーに変換する被動…Read More

第3回 6W2Hは技術者必携のコミュニケーション道具

No.1264, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1264-38/

はじめに 前回の第2回では、「技術者向けコミュニケーション7つ道具」の存在と、その内の一道具として「ラポール」を伝授した。再度の読み返しをお願いしたい。 ところで、本稿を読んだだけでは決してコミュニケーション力は向上しない。技術屋として一人前になるためには、それぞれの業界や分野で…Read More

屋内外対応 人流把握カメラカウンターシステム

No.1264, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1264-42/

人の流れをカウント、密となる状況を予測し、 安心• 安全の見える化を実現 (株)瀧口製作所 概要 人手で数えていた出入の人数を自動化しリアルタイムに表示 本製品は、テーマパークなどで入場者を自動カウントすることができるカメラシステム(図1)である。設置場所の制約や機能の要望に応え…Read More

LAJ委員会 活動紹介

No.1264, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1264-44/

はじめに LAJ委員会(Ladies’ Association of JSME)は機械工学分野における女性研究者・技術者の活動を支援し、女性会員の増強を図ることを目的に、日本機械学会会員部会の下部組織として2004年10月に発足し、以下の3点を主な目標に活動を行ってい…Read More

メカジョファイル Vol. 8

No.1264, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1264-45/

LAJ委員会では、機械系女性エンジニアへの理解を深めることを目的に、メカジョファイルを発行しています。メカジョとなるに至った経緯や現状を知ってもらうことで、環境や制度が整い、これからの機械系女性技術者の活躍の道がさらに広がることを期待します。

新型台車が叶える!新幹線の新たな進化

No.1263, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1263-40/

2022年度学会賞(技術) 「安全性と軽量化を追求した新幹線用新型台車の開発」 東海旅客鉄道(株) 13年ぶりのフルモデルチェンジ 東海道新幹線は1964年の開業以来、進化し続けてきた。2007年には速度や快適性をアップしたN700系が、2013年にはブレーキ力向上、故障を早期発…Read More

第2回 誰が防ぐ“ねじ”のトラブル!

No.1263, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1263-42/

ねじの歴史とその役割(1) 重い宿命を背負いながら使われている機械要素 ねじの起源は紀元前にさかのぼると言われている。19世紀の産業革命の時代に大きな発展を遂げ、1841年には英国のウィットウォースが最初のねじの規格を提案している。ねじ山の角度が55°であった点を除くと現在のねじ…Read More

第2回 技術者向けコミュニケーション7 つ道具

No.1263, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1263-44/

はじめに 前回の第1回目の内容は、連載12回に渡る「技術者こそコミュニケーション力を磨け!」の「シラバス」になったと思う。その中で取り上げた三つの課題は、 ① 無用となる長話とその対策 ② 技術者向けコミュニケーション7つ道具の存在 ③ 日本の超ガラパゴス「QC矢印」の禁止 どれ…Read More

オイルミスト噴射装置「クールミスター」

No.1263, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1263-48/

オイルミストで切削部へ直接「給油と冷却」 切粉を内部から吹き飛ばす強力噴射! (有)大野精機 概要 汎用機械で内部給油工具の使用が可能になり工具の長寿命化と安定化を実現 当社は内径工具用ホルダーの製造を10年以上継続してきたが、ユーザへのヒアリングによると、深い内径加工はトラブル…Read More

ワイヤロープを紐解く

No.1263, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1263-50/

この度は、「素線形状の幾何学的定式化によるワイヤロープ断面内の断線位置推定手法の研究」という題目で日本機械学会奨励賞(研究)を受賞し、このような執筆の機会をいただけたことを大変光栄に思います。これまでの研究を振り返りながら、研究テーマのおもしろさをお伝えできればと思います。 現在…Read More

第1回 パワーポイントから始まる老害の初期症状

No.1262, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1262-64/

はじめに 2023年の9月中旬、本誌の関係者から2024年度における連載記事の執筆依頼を受けた。その理由を聞けば、今やベテランも若手もコミュニケーションの苦手な人が増加し、技術者間で重要なコミュニケーションが欠落。大学や企業における開発チーム力向上に影響が出ているとのこと。 実は…Read More