日本機械学会サイト

目次に戻る

2018/7 Vol.121

【表紙の絵】
みんな健康マシン
袴田 怜知 くん(当時8歳)

この機械の名前は「エンストターミル」。どんな病気やケガでも必ず治します。スーパーコンピューター50台分の性能があり、原因不明の病気でも情報を入力すると、正確に原因と治療法を診断してくれます。レーザー、薬剤、その他様々な物質を放出して、病気やケガを完治させます。
みんなが絶対に健康になれるマシンです。

バックナンバー

My メカライフ

モノづくりを原点に

矢野 絢子(群馬大学 大学院)

もともと好奇心が旺盛で、身近な現象がなぜ生じているのか、一度疑問に思ったことは自身が納得するまで調べなければ気が済まない性分であり、幼い頃から未知の現象を解明していく“科学者”に憧れていました。楽天的な性格のため、その時一番楽しそうと思った道を進む、という方法で進路を決定してきており、工学の分野に進むことを最初に決めたきっかけとなったのも、テレビで見た高専ロボコンに憧れて高専に入学したためでした。ですが、毎年変わるルールに沿ってロボットを自分達で作り、それを自分達で操縦する、というロボコンの性質は今考えるとモノづくりの魅力の楽しさも苦しさも両方を詰め込んだようなコンテストだと思います。高専生の頃は、ロボコンはもちろんのこと、ソフトウェアコンテストやビジネスアイディアコンテストへの出場を通じて常にモノづくりを行っていたと思います。真剣に研究者を目指すようになったのは、高専4年生(大学1年生相当)の頃、産学官連携推進会議に参加した際に研究成果を医療の現場に役立てている研究を知り、自分も社会に貢献できる研究者になりたいと強く思ったからです。事象の原理をとことん追究・解明し、さらにそれを社会に役立てることのできる研究職は自分にとっての天職であると自負しています。

会員ログイン

続きを読むには会員ログインが必要です。機械学会会員の方はこちらからログインしてください。

入会のご案内

パスワードをお忘れの方はこちら

キーワード: