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2026/5 Vol.129

装置製作:高山芳の
(多摩美術大学大学院美術研究科デザイン専攻 統合デザイン領域 在籍)
金属・磁石・モーターなどの単純なメカニズムを用いた装置は、重力や摩擦を受け入れながら、ある行為を繰り返します。その姿は、私たちが呼吸し、脈を打ちながら生きていることを思い出させます。本誌では、学部の卒業制作である 10 体の装置〈脈拍〉を中心に、全 12 体の作品を紹介します。

バックナンバー

超低コスト化設計による戦略的競争力の強化

第5回 TRIZと標準化の深掘りでリベンジ

國井 良昌(國井技術士設計事務所)

7つ道具:TRIZと標準化の深掘り活用術

第4回では、設計者が使うべき道具として、品質工学とTRIZを紹介した。品質工学は田口玄一博士が提唱した技術最適化手法で、当事務所では低コストや高品質な製品開発の指導に活用している。指導事例として、カメラG社が設計品質を分析し、戦略的企画を立案した。一方、TRIZはロシア発の問題解決手法で、日本では難解とされるが、現場重視の指導は成果を上げている。

さて、今回はタイトルに示すように、TRIZの深掘りと標準化の深掘りを解説しよう。両者の共通は「深掘り」。もしかしたら、前回のTRIZの解説も「ふぅ~ん」や「へぇ~」で終了。そして、今回の標準化も「そんなのやっているよ」で自己満足。果たしてそれでグローバルで戦えるのであろうか。ただでさえ、コストがすき間だらけの日本企業。精神力や虐めでは低コスト化はできない。今回は、道具を使いこなし、深掘りが必要なことを学ぶ。

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