特集 未来社会を創る次世代技術の舞台裏~大阪・関西万博出展企業による挑戦と未来ビジョン~
「移動本能」から生まれる未来のモビリティコンセプト
大阪・関西万博 未来の都市パビリオン 川崎重工ブース
はじめに
川崎重工グループは、大阪・関西万博未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博・未来の都市」パビリオンにて、展示テーマ「移動本能」のもと、2050年を見据えた未来のサステナブルモビリティを提案・展示した。水素エネルギーを活用した四脚のパーソナルモビリティ「CORLEO(コルレオ)」や、各モビリティを自動で乗り継ぎ、目的地までたどり着ける公共交通システム「ALICE SYSTEM(アリス システム)」など、陸・海・空の技術を結集した次世代の移動手段のコンセプトを披露し、実物大のモビリティを「見て」「触れて」「乗って」、移動の楽しさと可能性を体感していただいた。本稿ではこの未来のモビリティコンセプトについて紹介する。
*内容は川﨑重工技報 大阪・関西万博特集号(1)より転載
展示テーマ 移動本能
大阪・関西万博2025のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」。これを踏まえ、120年以上にわたって社会へモビリティを提供し続けてきた川崎重工グループに相応しい展示テーマを概念から思索した。モビリティはなぜ存在するのか、そして人はなぜ移動するのか、そういった問いを立てながら議論する中で、「移動本能」という核心ワードが生まれた。
