日本の輸出入と機械産業の国際競争力
第10回 国際競争力の強い産業と弱い産業

日本経済をリードしてきた代表的な産業には鉄鋼、自動車、半導体がある。これら国際競争力の強い産業をはじめ、弱い産業を含めて、日本産業の国際競争力の現状・推移を見ることにしよう。
日本産業の国際競争力
最初に日本の産業を輸出、輸入、輸出特化係数の面から確認することから始める(表1)。輸出特化係数が高いのは、工作機械、自動車、半導体製造装置、鉄鋼、自動車の部分品、電算機類の部分品、電気計測機器などである。輸出額から見ると、自動車、半導体等電子部品、半導体等製造装置、そして鉄鋼と続く。貿易収支額では、自動車、半導体等製造装置、鉄鋼、自動車の部分品、半導体等電子部品となる。
表1 2024年輸出入額と貿易収支(10億円)

【注】電算機類は、「貿易統計」上では一般機械
【出所】財務省「貿易統計」、日本工作機械工業会「工作機械統計要覧」から作成
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キーワード:日本の輸出入と機械産業の国際競争力
装置製作:高山芳の
(多摩美術大学大学院美術研究科デザイン専攻 統合デザイン領域 在籍)
金属・磁石・モーターなどの単純なメカニズムを用いた装置は、重力や摩擦を受け入れながら、ある行為を繰り返します。その姿は、私たちが呼吸し、脈を打ちながら生きていることを思い出させます。本誌では、学部の卒業制作である 10 体の装置〈脈拍〉を中心に、全 12 体の作品を紹介します。