キーワード: 名誉員から一言

企業の研究所と地方大学の経験から

No.1202, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1202-47/

若手研究者・技術者への教訓   オリンピックを目指す若者たちがいるように、科学技術の分野でもきらりと光る成果を目指す多くの若者がいる。自分の領域を確立することに努力し苦労している研究者・技術者の卵もいる。研究技術の方向性や仕事環境が不満で悩むこともあるだろう。筆者は、N…Read More

規格開発における機械学会の役割

No.1201, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1201-47/

名誉員という、身に余る立場に御推挙いただき、ここに一文を掲載する機会をいただいた。一言というと、私と機械学会との関わりの中で、最も印象に残り、また今後の機械学会の活動にも極めて重要と感ずる、規格開発活動について的を絞ってまとめたいと思う。

これからも繁栄する「日本のモノづくり」に向けて

No.1200, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1200-47/

私は今まで40年以上にわたり、一企業でモノづくりに携わってきた。日本の製造業は、昭和40年代〜50年代の高度経済成長に支えられ、世界に先駆けて新しい技術や自動化などを取入れ発展してきた。戦後のベビーブームに生まれた、いわゆる団塊の世代の人々の熱意とパワーで、世界をリードする状況を…Read More

職業人としての研究生活

No.1199, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1199-49/

平成30年4月19日に、機械学会名誉員の顕彰を受けさせていただきまして、心より感謝申し上げます。私は、昭和48年、学部4年次から機械学会に入会しました。当時の機械学会誌はかなり厚く、興味深い総説が多数掲載されていたので、図書室でよく読んでいました。その頃はコピーもあまり使えず、興…Read More

コミュニティ形成と学術研究活動の展開

No.1198, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1198-43/

はじめに  今春、東北大学を退職し、これまで36 年間第一線の往路で日本機械学会を中心に学術研究活動を展開してきた。研究者として復路への折り返しとなった機会に、筆者の経験から会員の皆様にコミュニティに関して一言述べたい。研究者はそれぞれ能力と個性を有し、特に独創性や新規性を追求す…Read More

若い人よ、機械製品開発で論文を書こう

No.1197, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1197-46/

最近、日本から発表される理工学の論文数が少なく、レベルが下がっていると聞き、大変憂慮している。若い人には、理工学より魅力を感じるものが世の中に多く、そちらに関心を奪われてしまうのだろうか?もっと、機械製品開発が面白いことを若い人に伝授しなければならないと思う。機械製品開発はこんな…Read More

企業の開発と大学の研究を経験して -研究者をストックからフローへ-

No.1196, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1196-46/

はじめに 私はいわゆる団塊の世代であるが、企業で約28年間、さらに大学で約14年間と、企業と大学の両方で研究開発に携わってきた。ここでは、この間を振り返って、「学んだこと」、「考えたこと」をまとめてみた。企業や大学をとりまく状況は異なるが、多少とも、若い技術者・研究者の皆さんの参…Read More

長期的視点を含む評価プロセスの検証

No.1195, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1195-48/

歳を経れば、物事がよく見えてくると言われるのは、いろいろな経験を通して判断力が高まるからであろうか。歳を取り過ぎると、眼が霞んで判断が鈍ることもあり、歳を取ることの意味をいろいろ考えさせられる。 大学で長年に亘り研究と教育に取り組んできた。学生の身分から大学に籍を移した当初は、昇…Read More

研究成果の世界への発信

No.1194, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1194-41/

「研究成果の世界への発信」の一例として筆者の経験を紹介したい。 筆者が論文を書き始めた48年前、機械学会の論文集に掲載されるのが一つのステータスであった。そのため、研究成果を英文雑誌に投稿するとなると、機械学会の英文誌が関の山でASMEへの投稿など大変に敷居が高かった。 ところが…Read More

産学連携で大学の工学系に国際競争力を

No.1193, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1193-49/

1.自己紹介と近況 機械工学の博士課程を1969年に修了後、日本電信電話公社武蔵野電気通信研究所に入所し、コンピュータ産業の勃興期に磁気記憶装置の研究実用化に13年間従事し、その後東工大の助教授・教授として研究・教育に23年間従事した。定年退職後、日立製作所の研究所の技術顧問とし…Read More

ものづくり強国としての日本のこれから

No.1192, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1192-45/

競争力に優れていたはずの日本が、これからどうなっていくのかと最近よく考える。経済大国として米国に次いで戦後長らく保っていた第2位の地位が、あっという間に中国に追い越された。いずれはインドにも追い越されてしまうであろう。関連して、昨年アブダビで開催された技能オリンピックで日本は惨敗…Read More

常識と研究、ヒューマンウオッチング

No.1191, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1191-48/

この会誌が目に触れる2月下旬は、就職など人生の旅立ちを前に気持ちを新たにしている人が多いだろう。私も昨年春に北海道大学を卒業(定年退職)して新たな道を求め、JICA専門家としてインドネシア東部の赤道付近、不思議な形のスラウェシ島に2017年6月から暮らし始めた。しばらくしてから方…Read More

老兵の戯言 学術講演会の改革を求めて!

No.1189, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1189-47/

日本のモノづくりを学術界から支えてきた我が日本機械学会の学術研究活動について最近感じている雑感を述べる。 バブル崩壊以来、なぜ日本のモノづくりが衰退してしまったのか?生活水準が向上して物が溢れ、情報通信技術の発展、普及も手伝って、製品の価値がハードからソフトへ、モノづくりからコト…Read More

Well to WheelとLife Cycle Assessmentの意味するところ

No.1188, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1188-47/

Well to Wheel 自動車からのCO2 排出には、Tank to Wheel とWell to Wheelという二つの考え方がある。Tank to Wheel は自動車の燃料タンクからタイヤを駆動するまで、一方Well to Wheelは、油田からタイヤを駆動するまでとい…Read More

デジタル化時代に求められる プレゼン技術と地域貢献

No.1187, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1187-47/

到来しつつあるデジタル化時代 大学等の教育研究機関で職に就いた若手研究者は、言うまでもなく毎日が多忙で、職場で余裕を感ずることは極めて容易ではない。さらには、迫り来る技術革新やスマートな社会への移行を担う役割も期待される重要な人材であることは明確である。他方、次代の大切な人材育成…Read More

技術者の地位向上

No.1186, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1186-46/

技術立国の崩壊 ウォークマンがアイフォーンに代わり、一太郎がワードに代わり、家電や造船の競争力は低下した。現在頑張っている車も電気自動車になる頃には、日本の自動車メーカーは生き残れるか疑問である。 2000年から2005年にNHK でプロジェクトXという番組があった。その内容は、…Read More

研究の奇想天外からの教訓

No.1185, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1185-51/

私は大学院の修士課程に進学した時からバイオメカニクスと呼ばれる領域を研究対象としてきた。今日行われているバイオメカニクス研究は古くから多くの人々の関心を集め、バイオメカニクスの用語は使われていなかったが、レオナルド・ダ・ビンチ、ガリレオ・ガリレイらの記録にその例が見られる(1)~…Read More

「企業で活動する研究者へ」

No.1184, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1184-49/

1.はじめに 私は民間企業の研究所で研究開発の実践(主任研究員として40歳まで)、研究管理(室長・部長として51歳まで)、研究所経営(副所長・所長として58歳まで)を経験してきました。この間の私の経験から、研究開発の実践と研究管理について特に重要と思ったことを2、3述べてみたいと…Read More

「アイデアを温めて」-若き研究者へのエール-

No.1181, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1181-46/

本会の談話室(1)(2)にも書いたように、私は研究でいろいろな失敗を経験したが、それがその後の研究の展開につながったようにも思う。名誉員になった機会に、ひとこと書くようにとのことなので、恥ずかしながら若い方に向けた言葉をしたためておく。 アイデアは数が勝負

「日本機械技術者の会」

No.1180, https://www.jsme.or.jp/kaisi/1180-49/

はじめに タイトルは、日本機械学会はこうあるべきだという意味である。そしてこれは日本機械学会の英語名、The Japan Society of Mechanical Engineers の日本語訳でもある。