超低コスト化設計による戦略的競争力の強化
第7回 コスト削減は戦略!攻撃に転じる超低コスト化手法

➡前回を振り返る
本シリーズの第3から第5回までは、図1に示す橙色欄の各種低コスト化ツールを解説した。
そして、前回の第6回では、第4次産業革命におけるAI活用が「後発有利」ではなく「先発有利」をもたらすことを示した。AIは累積的進化により先発企業が優位を築くため、日本企業は早期参入が必要である。結論として低コスト化は先発企業に優位性がある一方、最終判断は人間が担うべきと解説した。
➡何でもできるモンテカルロシミュレーション
それでは、図1の緑欄、「モンテカルロシミュレーション」を解説しよう。

図1 第3回から第5回までに解説した低コスト化ツール(橙色)
〔出典:ついてきなぁ! 品質とコストを両立させる「超低コスト化設計法」(日刊工業新聞社刊)〕
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キーワード:超低コスト化設計による戦略的競争力の強化
装置製作:高山芳の
(多摩美術大学大学院美術研究科デザイン専攻 統合デザイン領域 在籍)
金属・磁石・モーターなどの単純なメカニズムを用いた装置は、重力や摩擦を受け入れながら、ある行為を繰り返します。その姿は、私たちが呼吸し、脈を打ちながら生きていることを思い出させます。本誌では、学部の卒業制作である 10 体の装置〈脈拍〉を中心に、全 12 体の作品を紹介します。