一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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第83期会長就任のご挨拶

会員メリットの増強および学会価値向上へ向けて

田口 裕也 [(株)日立製作所 技師長]
Hiroya TAGUCHI


先ず、長島会長を始め82期の理事会、支部・部門、各部会・センターの皆様のご尽力に対し心から感謝申し上げます。また、特別員訪問とアンケートで学会運営に関する貴重なご意見を頂いた会員の皆様にお礼申し上げます。

日本機械学会の強み

学生員・准員が約6,000名および798法人の特別員を有し、さらに236名のジュニア会友が在会しているという会員の幅の広さは、機械学会の強みです。
ちなみに、ジュニア会友の最年少は、1歳と5ヶ月のお子さんで、最年長の会員は、名誉員の方でなんと103歳です。
また、前会長の皆様や諸先輩が築いてこられた信頼と伝統は、学会の大きな強みであり、これに加えて幅広い情報収集とトップレベルの研鑽の場および技術者教育への協力の他に会員間の交流の場が機械学会が会員の皆様に提供できるメリットです。
今期は、この学会の強みを生かしながら頂いたご意見ご要望に応えて会員のメリット増強と学会の価値向上へ向けて尽力いたします。
今期の重点方針は、①会員満足度アップ、②人材育成、③連携強化の3つです。

 

 

図1.機械学会の強み
今期の重点方針

①多彩なイベント企画と会員シニアの方への活動の場の提供

先日開催した愛知万博でのロボットグランプリ(2005年3月20日~21日)、今日(2005年4月8日)のCOE大集合に続き来週(2005年4月12日~5月8日)は、上野国立博物館で技術賞を展示します。これは、日本機械学会賞を社会に広くPRすることを目的とした展示会であり、シニアと学生員の方に会場説明係りとしてボランティア活動をお願いしており、多数のシニアの方が応募されています。

②人材育成

これまでJABEE等の認定事業、CPD制度など展開中ですが、4月から施行される「人材育成投資促進税制」、「製造業中核人材育成事業」を受けて特別員をはじめ、製造現場における人材育成を機械学会の担う事業として、大きな柱にしてゆきたいと思います。幅広い会員層と幅広い専門分野による研修講習会等を計画的に、例えば、1 year ticket研修プログラムの提供などは学会の強みを発揮できると思います。まず今年度は実情調査業務を開始します。

③連携促進による提言力強化

この歯車マークは、古いというご批判もありますが、実行あるかみ合った連携によって相互に提言力の強化につなげることが、必要な時代です。
また、学会内にあっては、支部・部門・本部の連携が図れる組織の見直しを進め、それにより、マイクロ・ナノ、半導体製造、MEMSなどといった新分野を積極的に進めてゆきたいと思います。

笠木筆頭副会長はじめ理事会のメンバーと先期から引き継いだ出版事業、専門分野の研究推進、各種部会、委員会、センター事業など来る110周年へ向けて精一杯頑張ってまいります。
最後に、学会の強みであり、学会の価値そのものである会員皆様の更なる学会活動をお願い申し上げ、新任のご挨拶とさせていただきます。


図2.他機関との連携による相互提言力強化
図3.学会内連携による提言力強化

(2005年4月8日 通常総会あいさつより)