「自動車における3次元設計の現状と課題」
2011年8月31日 | 設計工学・システム部門講習会主催No.11
◆協 賛(予定)◆
エネルギー・資源学会,化学工学会,空気調和・衛生工学会,計測自動制御学会,資源・素材学会,システム制御情報学会,自動車技術会,精密工学会,ターボ機械協会,電気学会,日本エネルギー学会,日本化学会,日本ガスタービン学会,日本計算工学会,日本原子力学会,日本建築学会,日本航空宇宙学会,日本工作機械工業会,日本工作機器工業会,日本材料科学会,日本設計工学会,日本船舶海洋工学会,日本燃焼学会,日本マリンエンジニアリング学会,日本フルードパワーシステム学会,日本流体力学会,日本冷凍空調学会,廃棄物資源循環学会,日本LCA学会
◆趣 旨◆
製造業における製品開発は自動車などをリード役として,3D‐CADによる設計の時代に入りました.3Dデータは形状の確認,複雑な部品間空間成立性検討,レイアウト(場所取り),生産要件検討,また,カタログから整備要領書に至るまで,活用度は広範囲に及びます.一方で,その活用の実態は,各社まちまちなところを残しており,また,3Dデータ整備の時代にあっても,2D図面の存在は不可欠であります.
本講習会では,内外アセンブリメーカでの3Dデータ利用からサプライヤサイドでのモノ造りデータとしての運用実態をわかりやすく紹介することで,3Dデータ構築/運用するメリットと将来への方向性,3Dデータに具備すべき要件についての考察を行います.参加企業の皆様においては,自動車業界の方々はもとより,機械・電機・重工など他産業を含めて,2Dと3Dデータの両方を運用する現状から,今後3Dデータをどのように構築,活用していくかを検討する参考にして頂きたいと考えております.積極的な参加と論議を期待致します.
◆題目・講師◆
司会:加藤 廣(デジタルプロセス(株))
10.00~11.00/(1)「3次元CADの研究動向と製品設計への貢献」
3次元CADは広く産業界に普及し製品開発に不可欠な道具となっているが、開発初期段階における支援機能、高精度な機能評価、製品ライフサイクルを通じて生ずる様々な擾乱の扱い、ソフトウェア融合型製品のような多領域技術支援など、十分に解決されていない課題も多い。3次元CADの研究開発の動向と製品設計への適用について考える。
法政大学理工学部機械工学科 教授 木村 文彦
11.00~12.00/(2)「グローバル展開時代の3Dデータ活用」
日産自動車では早くから3Dデータを衝とする開発を推進してきた.BOMと連携した3Dデータをマスターとすることにより,生産性検討・CAEなどのコンカレントエンジニアリング,生産部門のモノ造りデータへの一元流通も実現した.更に,近年では海外開発拠点や海外サプライヤーとのコラボラティブエンジニアリングにも効率的に対応することが出来ている.これら最新の取り組み状況について紹介する.
日産自動車(株) 知識・情報マネージメント部 部長 二俣 達哉
12.00~13.00/昼食・休憩(60分)
13.00~14.00/(3)「モノづくりにおける3次元CADデータの活用と課題について」
ジヤトコでは、製品3Dデータを開発から生産まで活用することにより開発期間短縮を実現している。開発から生産まで多種多様なCADが存在する中で効率的に活用するための仕組み、今後の課題と取り組み状況について紹介する。
ジヤトコ(株) 開発部門 解析技術センター センター長 新明 正弘
14:00~15:00/(4)「3次元設計における最新ソリューションと海外事例」
日本の製造業における,3次元化のメリットと課題を整理し,3次元設計の最新ソリューションがその課題をどのように解決できるか,SiemensPLM製品を例題として,海外の事例も含めて紹介する.
シーメンスインダストリーソフトウエア(株)代表取締役社長 島田 太郎
15:00~16:00/(5)「JAMA /JAPIAの3D図面標準化活動総括と活用への取り組み紹介」
自動車産業においては,今後の開発効率向上の観点から,3D図面の有効活用が課題となっている.本講演では,これまでJAMAで実施してきた3D図面標準化の活動紹介,及び今後の課題をCAD/Viewerの実証結果や機能要求などを交えて紹介する.
一般社団法人 日本自動車工業会 デジタルエンジニアリング部会 企画展開分科会 委員
(株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター 開発推進室 CISブロック 主任研究員 永井 昭良
16:00~17:00/(6)「データ成長を活用した3次元化の実現に向けて」
3次元化の実現に向けては,3次元化形状データを活用したモノ作りスタイルを構築することが,必要と認識している.その中でも,モノ作りの開発フェーズに対応した形で3次元形状データを構築(これをデータ成長と呼んでいる.)し,そしてそれらを効率的に,かつタイムリーに構築していくことが,3次元化をうまく行なうために重要なファクターとみている.そこで,これまでの3次元化に取組んできた製造業を中心とした様々な事例を交えながら,データ成長を活用した3次元化の取組み内容を紹介する.
デジタルプロセス(株) デジタルコンテンツサービス部 部長 稲荷 泰明
◆定 員◆
50名,申込先着順に定員になり次第締め切ります.
◆申込方法◆
申込者1名につき,行事申込書( http://www.jsme.or.jp/gyosan0.htm )
に必要事項を記入いただくか,(https://www2.jsme.or.jp/fw/index.php?action=kousyu_index)
からお申し込み下さい.