一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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講習会 若手技術者のための「鉄道車両のダイナミクスと制御」

2010年7月02日 | 講習会No.10

【趣 旨】
社会的要請から車両システムの変化と共に新技術が次々と 導入され,機械技術者がこの分野に果たす役割は重要です.特にダイナミクスの面からみると,運動性能,制振性能,駆動制 動性能,移動性能,操作性はあらゆる車両分野に共通する課題であり,制御技術の導入が有効と考えられます.さらに,環境,安全といったグローバルな問題に対しても制御は重要です.このように制御という視点に立つと,各分野でアプローチの仕方 に違いはあっても,相互に共通する問題が多いことが分かります.
第3技術委員会が企画するこの講習会は,レール-車輪系の鉄道車両対象に,運動と制御の観点から横断的に捉えることで車両システムの運動と制御の基礎知識の習得を目指します.研究や実務の経験を問わず,車両のダイナミクスを勉強しようとしている方にとって基本な内容となっておりますので,奮ってご参加下さい

【題目と講師】
(1)鉄道車両の運動/10.00~11.20
鉄道車両の運動力学はどのような検討に必要となるのか,車両の基本的な構造についてまず説明する.次いで運動解析の基本であるモデリングの考え方,鉄道車両特有のクリープ力特性,接触幾何学,それらを用いて1輪軸の運動方程式の導出を解説する.
上智大学 理工学部 教授 曄道佳明

(2)鉄道車両の運動と制御/11.30~12.50
鉄道車両の特徴に,左右車輪が拘束されていることによる輪軸の自己操舵機能と蛇行動特性などがある.これらについて運動方程式を用いた理論解説を行う.さらに最近のトピックスとして,操舵台車,独立回転車輪台車などについても紹介する.
茨城大学 工学部 准教授 道辻洋平

(3)鉄道総合技術研究所の研究紹介・施設見学/13.30~15.00
鉄道総合技術研究所で行われている,最近の研究トピックスを紹介し,鉄道車両のダイナミクスと制御に関連する施設として,車両関係を中心に大型実験設備を見学する.
(財)鉄道総合技術研究所 鉄道力学研究部 宮本岳史

(4)鉄道車両の運動シミュレーション/15.10~16.10
鉄道車両の運動解析を行うシミュレーション手法について解説する.あわせて車輪/レール接触解析法とマルチボディダイナミクスについても紹介する.
東京理科大学 工学部 講師 杉山博之

(5)鉄道車体の振動と運動の制御/16.15~17.15
鉄道車両は車輪輪軸-台車系の上に車体が載る構造で,乗り心地の向上がなされている.車体振動と乗り心地の考え方,これまでの振動制御の系譜,さらに車体傾斜制御などについて紹介する.
防衛大学校 システム工学群 准教授 吉田秀久

【昼 食】
参加登録費には昼食代を含みます,ご参加の皆様全員を研究所内の食堂へご案内いたします.なお講習会会場では飲食が認められておりません.予めご了承下さい.

会場
(財)鉄道総合技術研究所 研修室
〒185-8540東京都国分寺市光町2-8-38(JR中央線「国立」駅北口下車徒歩6~7
参加登録費

【聴講料】
会員7 000円(学生員3 000円),会員外10 000円(一般学生4 000円).いずれも教材代・昼食代を含みます.開催日の10日前までに聴講料が着金するように,余裕を持ってお申し込み下さい.昼食準備の都合上当日受付は致しません.なお聴講券発行後は,取消のお申し出がありましても聴講料は返金できませんのでご注意願います.

【教 材】
当日用資料として,講習会参加者のみの配布といたします.なお自習のための参考書として,養賢堂発行(日本機械学会編)「車両システムのダイナミクスと制御」(定価 4 000 円+消費税)をお薦めします.この本の購入を希望される方は,当日会場にて事前予約による販売をいたします.参考書を購入されたい方は,お申し込みの際に購入希望部数を併せてお書き添え下さい.代金は当日申し受けます.

申し込み先

日本機械学会ホームページ http://www.jsme.or.jp/kousyu2.htm よりオンライン申し込みをお願いします.またはhttp://www.jsme.or.jp/gyosan0.htm より行事申込書のダウンロードしてFAXによるお申込みも可能です.

問い合わせ先

(社)日本機械学会 交通・物流部門担当 大黒
TEL:03-5360-3500,FAX:03-5360-3508
E-mail:daikoku@jsme.or.jp

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