一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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講演会 第20回スペース・エンジニアリング・コンファレンス [SEC’11]

2012年1月26日 - 2012年1月27日 | 宇宙工学部門研究発表講演会No.11

【共催】
大学宇宙工学コンソーシアム

【協賛】
日本航空宇宙学会,宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究所

【趣 旨】
「はやぶさ」の地球帰還や「こうのとり」の成功により,宇宙工学への関心と認知度が高まっています.また,2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に端を発する東日本大震災においても,被災地域における通信体制の確立に寄与するなど,宇宙工学の存在が我々の生活の中でますます重要になってきています.今後も,日本の宇宙開発が国民の支持のもと発展してゆくことが望まれ,そのためには,様々な分野の専門家が有機的に連携し,独創的で有意義な成果を挙げてゆくことが重要となります.
第20回スペース・エンジニアリング・コンファレンスは,宇宙工学とそれに関連した幅広い分野の講演や議論を通じて,宇宙工学の発展に寄与してゆくことを目指しています.今回は被災地域の一つである宮城県の奥座敷として有名な秋保温泉において開催することにより,被災地の復興に少しでも役立てたいと考えております.この機会を通じて,大学等における基礎研究から宇宙機システムの開発・運用に至るまでの技術交流の場としてご活用いただきたく,多くの方々のご参加をお願い申し上げます.

【プログラム】(発表者に○)
●1月26日(木)   
12:15~12:20 宇宙工学部門長挨拶 目黒 在(都市大)

宇宙輸送・飛翔体
12:25~12:45 A0 JAXA角田宇宙センターにおける宇宙輸送系研究開発活動 ○苅田丈士(JAXA)
12:45~13:05 A1 準軌道型宇宙輸送システムの飛行実験による回収システム実証と今後の開発計画 ○松本剛明(九工大),米本浩一,鳴海智博,宮本慎太郎,伊多倉京士朗,佐々木 岳
13:05~13:25 A2 信頼度成長法を用いた大型ロケットの成功率向上 ○平田邦夫(静岡大),藤森光明(中菱エンジニアリング)
13:25~13:45 A3 粘土膜複合化CFRPを用いた超高圧水素タンクおよび液体水素タンクの試作と評価 ○安部孝一朗(九工大),米本浩一,鳴海智博,松本剛明,平松宏健
13:45~14:05 A4 パラフォイル飛行中の簡易風計測法について ○谷川元章(九工大),平木講儒
14:05~14:25 A5 室蘭工業大学における水/液体窒素ロケット軌道上稼働試験について ○渡邉力夫(都市大)

14:25~14:35 休憩

小型衛星
14:35~14:55 B1 タンブリング衛星への安全なドッキングの軌道計画に関する研究 ○喬 坤(東大),中須賀真一
14:55~15:15 B2 超小型人工衛星RISESATの姿勢制御系開発/評価環境 ○桒原聡文(東北大),坂本祐二,吉田和哉,冨岡義弘,福田和史,杉村伸雄,福山雅人,澁谷吉彦
15:15~15:35 B3 A mixed EKF/UKF algorithm for micro satellites attitude estimation ○レ・スワン・フィ(東工大),松永三郎(JAXA・東工大)
15:35~15:55 B4 RISING-2およびRAIKO開発に基づく超小型衛星のためのC&DHサブシステムの開発手法 ○坂本祐二(東北大),桒原聡文,Steve Battazzo,福田和史,八木澤仁史,吉田和哉
15:55~16:15 B5 超小型衛星搭載用ハイパースペクトルカメラHSCの開発 ○佐鳥 新(道工大),青柳賢英,上山善弘,伊藤那智
16:15~16:35 B6 CansatトレーニングプログラムCLTP2の開催報告 ○亀村裕之(日大),藤井大輔,井上祥子,安藤恵美子(UNISEC),宮崎康行(日大),秋山演亮(和歌山大)

16:35~16:45 休憩

膜構造(1)
16:45~17:05 C1 弾性波の伝播を利用した大型膜面でのwrinkleの検出に関する研究 ○赤池祐介(東大),横関智弘
17:05~17:25 C2 皺解析の信頼性評価に関する一考察 ○岩佐貴史(鳥取大)
17:25~17:45 C3 蛇腹構造をなす柔軟インフレータブルの力学特性 ○横山 仁(東工大),古谷 寛

表彰式・記念講演 目黒 在(都市大)
17:50~18:00 部門表彰式
18:00~18:25 受賞者による記念講演
18:30~20:00 懇親会
20:00~21:00 【特別講演】地球観測衛星による 東日本大震災をはじめとした利用事例の紹介 石館和奈((財)リモート・センシング技術センター) 

●1月27日(金)
膜構造(2)
8:20 ~8:40 C4 薄膜のしわの解析モデルの検証について ○屋宮拓海(日大),井上祥子,宮崎康行
8:40 ~9:00 C5 鏡面反射成分を考慮した膜の形状計測 ○松尾雄太郎(東工大),古谷 寛
9:00 ~9:20 C6 ステレオ視法と高精度変位計を統合した高精度鏡面誤差評価方法に関する研究 ○田中宏明(防衛大)
9:20 ~9:40 C7 スケーラブルなアンテナ反射鏡面構造の構成法とその軽量化設計に関する研究 〇目黒 在(都市大),黒川雄大

9:40 ~9:50 休憩

ダイナミクス
9:50 ~10:10 D1 形状記憶ポリマを用いた可変構造の形状調整法 ○仙場淳彦(名古屋大),荻 芳郎(東大)
10:10~10:30 D2 形状記憶合金ワイヤ駆動可変形状トラスの逆運動学 ○花原和之(神戸大),多田幸生
10:30~10:50 D3 離散質点モデルを用いた導電性テザー伸展シミュレーションによる伸展ダイナミクスの検討 ○壹岐賢太郎(早大),河本聡美(JAXA),森野美樹(早大)
10:50~11:10 D4 構造非対称性を有する膜面の真空槽展開実験 ○新宅健吾(東工大),牟田 梓,松永三郎(JAXA・東工大),奥泉信克(JAXA)

11:10~11:20 休憩

宇宙システム
11:20~11:40 E1 太陽光捕捉機構を用いた移動体用火星測位システムの試作研究 ○長谷川翔(群馬高専),黒澤義也,湯口雄大,平社信人
11:40~12:00 E2 月着陸探査機の三次元誘導則 ○上野誠也(横国大),樋口丈浩,河凬玄志
12:00~12:20 E3 板の熱弾性問題について ○石田良平(阪府大)
12:20~12:40 E4 電気雷管を用いた小型インパクタに関する基礎実験 ○波多英寛(熊本大),片岡 準,廣江哲幸,藤原和人,川島扶美子

【宿泊】
宿泊受付はSEC’11実行委員会にて受け付けます.下記「宿泊申込先」までお申し込みください.【申込期限】12月19日(月).宿泊費は以下の通りです.ホテルチェックアウト時にフロントにて各自精算願います.
1.ツイン部屋2名利用時,1名あたり 5,400円(朝食付き)
※部屋割りは実行委員会にお任せください
2.ツイン部屋1名利用時,11,700円(朝食付き)
3.和室相部屋(定員4名) 宿泊費は人数によるので,ご希望の方は調整後連絡いたします
※宿泊施設の関係でご希望に添えないことがありますことをご了承願います

【宿泊申込先】
〒158-8557 東京都世田谷区玉堤1-28-1
東京都市大学 機械システム工学科 渡邉力夫
電話(03)5707-0104(内線3924)/FAX(03)5707-1187
E-mail:rwata@tcu.ac.jp

会場
秋保リゾート ホテルクレセント〔宮城県仙台市太白区秋保町湯元字行沢1-2〕
会場URL
http://www.h-crescent.co.jp/
参加登録費

正員・准員・講演者 15,000円(講演論文集(USB配布)を含む),会員外 17,000円(同左),学生員 8,000円(講演論文集含まず),一般学生 9,000円(同左),参加申込,参加登録費は当日会場にて申し受けます.

【講演論文集】
参加登録者特価2,000円,会員特価5,000円,定価6,000円.講演会に参加せずに講演論文集を購入される場合は日本機械学会HPからお申し込みください.

問い合わせ先

〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア2階
(社)日本機械学会(担当 滝本真也)
電話03-4335-7614/FAX03-4335-7617
E-mail : takimoto@jsme.or.jp

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