一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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法工学実務セミナー(第9回) 「技術者のための法人間工学:事故分析と再発防止 その1」

2011年9月28日 | イノベーションセンター特別講演会No.11

【開催日】
2011年9月28日(水)17.00~19.00

【趣旨】
安全・安心な技術社会を目指すために機械技術者は何をすべきかという観点から各種提言がなされている。東北大震災で東電福島第一原発の電源喪失、炉心溶融、レベル7は深刻で、3ケ月後も安全・安心を担保するクールダウン目処は立ってない。原発事故起因死者ゼロは不幸中の幸いだが原発難民大量発生、農水産業への広範な被害と風評被害で混乱は今も継続中。国策原発推進事業は僅か40年で挫折、安全神話は崩壊し、地震大国日本は「効率優先・安全軽視」を超えた固有技術の成果を世界に示せず、逆に世界中に不安を拡大、浸透させた。これが契機で技術全般の安心・安全の見直しが広範囲に始まっている。法工学専門会議は、機械技術者が法律に対して積極的な関心を持てるような企画を立案、実行するとともに、将来的には、技術者が関わりを持つ法律のあり方に関して必要な提言を行うことなどを目的として、2006年4月に設置された。法工学実務セミナーは、機械技術者にとって役に立つ実務的な法律に関して、経験豊富な講師により、技術者の視点を交えて解説を行うことを目的としている。

【講演要旨】
技術の世界に「絶対」はない。相対性は必然なのに「絶対安全」と公言したボタンの掛け違いから日本の矛盾は始まった。ドイツ原発では中央制御室3重安全防護で最後はバッテリー電源によるクールダウンに特化した制御室が準備されているが日本では「絶対安全」ゆえ1重。年1回抜き打ちで住民の避難訓練も日常化しているが、わが国では「絶対安全」だから準備なしで本番を迎えて大混乱。今後機械技術者は一体何をすべきか。事故とはマン・マシン・システム運用において4M(Man人間、Machine機械、Media環境、Management管理)のバランス関係の破綻を意味する。従って、マン・マシン・システムの事故分析と再発防止は4Mを切り口に展開する。鉄道、航空、交通事故、家庭内災害、医療事故など具体的事例を素材に解説する。中でも、事故発生過程の事実記録が事故原因究明と再発防止に有効な映像記録型ドライブレコーダーを活用した交通事故分析を重点的に取り上げて具体的事例紹介を通して自転車の第一次当事者として看過できない実態を共に考える。

【講師】
堀野定雄
神奈川大学工学研究所客員教授 高安心超安全交通研究所 ドライブレコーダー協議会会長、国交省自動車交通局事業用車両事故要因分析検討委員会座長

【参加費】
会員4,000円,会員外5,000円

【定員】
50名
先着順に席を確保致しますので,お早めに申込下さい.

【申込方法】
No. 11-91 法工学実務セミナー申込」と題し,(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込み下さい.

会場
上智大学四谷キャンパス 図書館 8階L-821教室
会場URL
http://www.sophia.ac.jp/J/sogo.nsf/Content/access_yotsuya
申し込み先

〒160-0016 東京都新宿区信濃町35信濃町煉瓦館5階
日本機械学会 法工学専門会議実務セミナー受付係
電話(03)5360-3505/FAX (03)5360-3509
E-mail:lat-seminar@jsme.or.jp

問い合わせ先

【詳細問合せ先】
〒106-8677 東京都港区六本木7-22-1
政策研究大学院大学 隅藏康一
電話&FAX(03)6439-6209
E-mail:sumikura@grips.ac.jp

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