一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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講習会 「触覚技術の基礎と応用」 -ヒトの触覚理解からヒューマンマシンインタフェースやロボットへの応用まで-

2010年7月23日 | 講習会No.10

【協賛】
計測自動制御学会SI部門触覚部会,日本バーチャルリアリティ学会

【趣旨】
近年,医療・福祉・ロボティクス,バーチャルリアリティなどの分野で触覚の重要度が増大しています.触覚は,低次から高次までの脳機能に関わる上,あらゆるヒューマンマシンインタフェースにも関係することから,今後,理学的にも工学的にも重要度がさらに高まると考えられます.本講習会では,ヒト触覚の力学的・神経科学的理解といった触覚の基礎から,触覚センサ/ディスプレイの開発といった応用技術にいたるまでの最先端の触覚研究を,第一線で活躍中の講師により紹介します.企業におけるヒューマンマシンインタフェースの開発技術者や,研究機関における感覚・ロボット・VRの研究者まで,触覚の理解に基づく新たな人工物デザインの一助となることを目的とします.

【題目・講師】
1. 10.00-10.05 はじめに:篠田裕之(東京大学)
2. 10.05-10.30「ヒトの触覚情報処理の基礎」:宮岡 徹(静岡理工科大学)
3. 10.30-10.55「ヒトの触覚に関する脳の解剖的・機能的構造」:北田 亮(生理学研究所)
4. 10.55-11.20「触覚イリュージョンとインタラクションデザイン」:望山 洋(筑波大学)
5. 11.20-11.45「Haptica project」:鈴木泰博(名古屋大学)
6. 11.45-12.10「触覚の確率共鳴」:大岡昌博(名古屋大学)
  12.10-13.20 昼休み
7. 13.20-13.45「ヒトの触感因子と触覚センサ・触覚ディスプレイ」:前野隆司(慶應義塾大学)
8. 13.45-14.10「身近な触覚デバイスのヒント」:佐野明人(名古屋工業大学)
9. 14.10-14.35「触覚インタフェースとアプリケーション」:篠田裕之(東京大学)
10. 14.35-15.00「微小振動子アレイによる触覚の幻覚生起と高次知覚に関する諸現象」:澤田秀之(香川大学)
11. 15.00-15.25「物体表面触感の提示技術~テクスチャ感から材質温度感まで」:山本晃生(東京大学)
  15.25-15.45 休憩
12. 15.45-16.10「触・近接覚センサとハンドによる捕獲から把持への応用」:下条 誠(電気通信大学)
13. 16.10-16.35「携帯情報端末のための触力覚インタフェース」:昆陽雅司(東北大学)
14. 16.35-17.00「福祉工学における触覚インタフェース」:井野秀一(産業技術総合研究所)
15. 17.00-17.25「触覚センサの産業・医療分野への応用」:田中由浩(名古屋工業大学)
16. 17.25-17.50「電気触覚ディスプレイの実用展開」:梶本裕之(電気通信大学)

会場
東京大学 本郷キャンパス 工学部6号館3階セミナー室AD
〒113-8656 東京都文京区本郷7-3-1
地下鉄南北線・東大前駅より徒歩3分,地下鉄千代田線・根津駅より徒歩10分
地下鉄丸ノ内線・本郷三丁目駅より徒歩12分
会場URL
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_07_j.ht
参加登録費

【聴講料】
会員 20 000円(学生員 7 000円)会員外 30 000円(一般学生 10 000 円).
いずれも教材1冊分代金を含みます.共催団体会員の聴講料は会員と同じです.

【教材】
教材のみご希望の方,または聴講者で教材を余分にご希望の方は,1冊につき会員2 000円,会員外3 000円で頒布いたしますので,事前に代金を添えてお申し込み下さい.講習会終了後発送いたします.本行事終了後は教材の販売はいたしませんので,入手ご希望の方は予約申し込み下さい.

問い合わせ先

【申込方法】
参加申込みはWebまたはFAXにてお申し込み下さい.
Web申込みの場合:http://www.jsme.or.jp/kousyu2.htm
FAX申込みの場合:http://www.jsme.or.jp/gyosan0.htmから行事申込書(Wordまたはpdfファイル)をダウンロードし,開催日の10日前までに代金を添えてお申し込み下さい.以降は定員に余裕があれば当日会場受付とさせていただきます.聴講券発行後のお取消しの場合,聴講料は返金いたしかねますのでご注意願います.
[担当職員 荒木弘尊]

【定員】
50名

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