市民フォーラム 原子力事故と我々の日常生活安全への影響 ~放射線物質汚染による食品安全と健康安全について~
2011年11月14日 | 産業・化学機械と安全部門特別講演会主催No.11
【開催日】
2011年11月14日(月曜日)13.30~16.30
【趣 旨】
3月11日に発生した東日本大震災に伴い,福島原子力発電所が炉心溶融,水素爆発を発生した.その結果として原発周辺地域から住人の退避が余儀なくされただけでなく,多量の放射性物質の空中飛散と汚染水の海中への漏洩も発生した.そのような放出された様々な放射性物質の影響は関東地域へも及び,また海産物への影響も与える結果となった.放射性物質から発する放射線による人体への影響(外部被曝)および汚染された食料品を喫食することによる内部被曝の影響は健康に影響を与えないのか.おそらくこれが今日における一般市民が懸念している事柄ではないだろうか.放射線被曝とは何か,被曝の人体への影響はどうであるのか.そしてその安全基準はどうなのか.またその原因ともなった原子力安全を今後どの様に考えるべきなのか.原子力と我々の生活に関わる安全について市民と共に考えたい.
【プログラム】
13.30~13.40 開会の挨拶 加部隆史
13.40~14.20 原発事故の影響と情報の非対称性について
(NPO法人安全工学研究所、(社)日本機械学会 産業・化学機械と安全部門長)加部隆史
14.20~15.10 放射線と放射性物質の基礎知識
((独)日本原子力研究開発機構 量子ビーム応用研究部門 研究主席(兼)医療・バイオ応用量子ビーム技術研究ユニットマイクロビーム細胞照射研究グループ グループリーダ)小林泰彦
15.10~15.50 放射性物質の食の安全への影響について
((社)日本機械学会 産業・化学機械と安全部門 食の安全委員会委員長)佐田守弘
15.50~16.30 パネルディスカッション 司会 佐田守弘
【定員】
60名