講習会 噴霧燃焼の理論と実際 -液滴燃焼からレシプロ・ガスタービン・ロケット機関における実例まで-
2012年1月06日 | エンジンシステム部門講習会主催No.11
【協賛(予定)】
日本燃焼学会,日本液体微粒化学会,自動車技術会,日本内燃機関連合会,日本航空宇宙学会,日本ガスタービン学会,日本マリンエンジニアリング学会,石油学会,大気環境学会
【趣旨】
液体燃料は液体のままでは燃焼しない.燃焼に先だって必ず微粒化・蒸発・混合という物理過程を経る.このため噴霧燃焼は極めて複雑な現象として知られており,その本質をとらえるため様々な研究が行われてきた.本講習会の前半では,噴霧燃焼の単純化モデルである単一液滴燃焼・液滴群燃焼について解説し,液滴が燃えるという現象の本質について理解を深めます.後半では,噴霧燃焼の応用例として,レシプロ機関・ガスタービン機関・ロケット機関をとりあげ,各機関が抱える技術課題と,噴霧燃焼の技術革新によるブレークスルーの可能性について,最近の研究事例を基に解説を行います.どの講演も,基礎的な内容から解説を行う予定です.ふるってご参加ください.
【題目・講師】
【午前の部】
10.00‐10.05/開会挨拶
10.05‐11.05/液滴燃焼に及ぼす雰囲気場の影響
講師 日本大学 今村 宰
11.15‐12.15/液滴群燃焼
講師 山口大学 三上 真人
(12.15 – 13.30 休憩)
【午後の部】
13.30‐14.30/燃料微粒化がガソリン機関冷始動性に及ぼす影響
講師 群馬大学 荒木 幹也
14.40‐15.40/ジェットエンジン用燃焼器における低NOx燃焼技術の研究開発
講師 宇宙航空研究開発機構 松浦 一哲
15.50‐16.50/液体ロケットエンジン推力室における熱流動現象
講師 東京大学 井上 智博
16.50‐17.00/閉会挨拶
【教材】
講習会に参加されず教材のみご希望の方は1冊につき会員3,000円, 会員外4,000円.教材のみを入手ご希望の方は https://www2.jsme.or.jp/fw/index.php?action=kousyu_index
よりお申込み下さい.
【定員】
40名,申込先着順により,定員になり次第締切ります.
【申込締切日】
2011年12月20日