講習会 先端医療への「ものづくり技術」のコントリビューション
2012年1月16日 | 生産加工・工作機械部門講習会主催No.11
【協賛(予定)】
型技術協会,精密工学会,超硬工具協会,ダイヤモンド工業協会,砥粒加工学会,日本金型工業会,日本工具工業会,日本工作機械工業会,日本工作機械輸入協会,日本工作機器工業会,自動車技術会,日本塑性加工学会,日本人工臓器学会,日本ロボット学会〕
【開催日】
2012年1月16日(月)10.20~17.00
【趣 旨】
先端医療により治療困難だった病気も治療ができるようになっています.昨今は治癒に加え,Quality of Lifeの向上にも関心が高まり,低侵襲手術による患者負担の軽減も重要課題になっています.いうまでもなく,先端医療に必要不可欠な先端医療技術や装置は,機械工学を含む境界領域との連携によって実現しています.X線CT,MRIといった先端診断装置,内視鏡,カテーテル,ロボットによる低侵襲手術,さらに人工臓器など,先端医療への機械工学の役割は益々高まっています.
本講習会では,先端医療を支える代表的な機械技術,すなわち医療ロボット,人工心臓,マイクロ鉗子,内視鏡,X線CT,最先端のカテーテル治療の現況について学び,先端医療の更なる発展に繋がる新たなヒントを模索したいと思います.本講習会では,先端医療機器の開発に携わる大学および先進企業の研究者/技術者を講師としてお招きし,具体的事例および先端医療を支えている機械技術,今後のさらなる発展に繋がる課題について講義して頂きます.先端医療に興味のある技術者,研究者,学生の皆さんにとって有意義な内容と確信しています.奮ってご参加下さい.
司会:吉野 雅彦(東京工業大学),中尾 陽一(神奈川大学)
【 題目・講師】
10.20~10.25 挨拶
1. 10.25~11.15 医療ロボットの現状および展望
東京大学 教授 光石 衛 講師
2. 11.15~12.05 医用鉗子のプレス成形
神奈川大学 教授 青木 勇 講師
12.05~13.05 昼休み
3. 13.05~13.55 医用X線CT装置の開発と展望
東芝メディカルシステムズ(株)CT事業部 CT開発部 機構設計担当 主任 信藤康孝 講師
4. 13.55~14.45 歯科用医療機器からの展開
(株)モリタ製作所第2研究開発部(レーザー研究開発部)部長 岡上吉秀 講師
14.45~14.55 休憩
5. 14.55~15.45 人工臓器開発技術とレギュラトリーサイエンス
早稲田大学 教授 梅津 光生 講師
6. 15.45~16.35 がん治療手術の現況:開胸・開腹手術から内視鏡下手術,ロボット手術へ
国立がんセンター中央病院食道外科・総合病棟部 医長 井垣弘康 講師
7. 16.35~17.00 総合討論
【定 員】
60名 申込先着順により定員になり次第締切ります.
【聴 講 料】
会員20 000円(学生員5 000円),会員外30 000円(一般学生8 000円),
いずれも教材1冊分代金を含みます.なお,協賛団体会員も本会会員と同じ取り扱いといたします.定員に余裕のある場合に,当日でも受付いたします.聴講券発行後は取消しのお申し出がありましても聴講料は返金できませんのでご注意願います.昼食は各自でお取り下さい.
【教 材】
教材のみのご希望の方,また聴講者で教材を余分にご希望の方は1冊につき会員2 000円,会員外3 000円で頒布いたしますので,開催前に代金を添えて予約申込み下さい.講習会終了後発送いたします.
*講習会終了後に教材の販売をいたしません.入手ご希望の方はぜひ講習会にご参加ください.