講習会 スターリングエンジンの開発動向-震災復興に向けて-
2012年6月29日 | エンジンシステム部門講習会主催No.12
【協賛(予定)】
自動車技術会,日本設計工学会,低温工学・超電導学会,日本太陽エネルギー学会,日本冷凍空調学会,日本マリンエンジニアリング学会,日本燃焼学会,日本熱物性学会,日本伝熱学会,エネルギー・資源学会,日本産業技術教育学会
【趣旨】
2011年3月11日の東日本大震災は私たちに多くの問題を突きつけました.エネルギー問題はその一つであり,復興においては再生可能エネルギーを中心にした非常時に自立可能な分散型システムが望まれています.スターリングエンジンは,温度差を与えることで作動する外燃機関であり,様々な熱源を使えると言う特徴があり,内外で実用化を目指して開発が進められています.特に木質バイオマス,太陽熱そして廃熱などの再生可能エネルギーを用いて小規模で効率よく熱と電力の供給ができる事から震災復興における課題に適しているとして期待されています.
本講習会では,震災復興を念頭に置いてスターリングエンジンを用いた再生可能エネルギーや廃熱の利用技術の開発事例や応用展開について紹介します.
どの講演も,基礎的な内容から解説を行う予定です.ふるってご参加ください.
【題目・講師】
〔司会 篠木政利(福島工業高等専門学校)〕
10.00‐10.05/開会挨拶 竹内 誠(スターリングサイクル委員会委員長)
10.05‐10.45/スターリングエンジンの紹介とスターリングサイクル機器を活用した被災地応援の取り組み
講師 一関工業高等専門学校 星 朗
10.45‐11.25/木質ペレットのガス化燃焼
講師 明星大学 齊藤 剛
11.25‐12.05/KAIHOエンジン開発の現状と課題
講師 日本スターリングエンジン普及協会 鶴野省三
(12.05 – 13.20 休憩)
13.20‐14.00/スターリングエンジンを利用した小規模バイオマス発電システムの実証試験
講師 中部電力株式会社 電力技術研究所 大岩徳雄
14.00‐14.40/廃熱利用スターリングエンジンの開発動向
講師 海上技術安全研究所 平田宏一
(14.40 – 15.00 休憩)
15.00‐15.40/防災に役立つ低温度差型スターリングエンジンによる熱供給と発電
講師 株式会社サクション瓦斯機関製作所 竹内 誠
15.40‐16.20/震災復興に対応したスターリングエンジン応用システムの提案
講師 早稲田大学 関谷弘志
16.20‐16.25/閉会挨拶
【教材】
講習会に参加されず教材のみご希望の方は1冊につき会員3,000円, 会員外4,000円.教材のみを入手ご希望の方はhttps://www2.jsme.or.jp/fw/index.php?action=kousyu_index
よりお申込み下さい.
【申込先】
本会ホームページhttp://www.jsme.or.jp/kousyu2.htmよりお申込みください.または,本会ホームページhttp://www.jsme.or.jp/gyosan0.htmより行事申込書をプリントいただき,必要事項をご記入の上,FAX03-4335-7617でもお受けしております.開催10日前までに聴講料が着金するようにお申し込み下さい.以降は定員に余裕があれば当日会場受付とさせていただきます.聴講券発行後は取消しのお申し出がありましても聴講料は返金いたしかねますのでご注意願います.
【定員】
60名,申込先着順により,定員になり次第締切ります.
【申込締切日】
2012年6月19日