第21回スペース・エンジニアリング・ コンファレンス [SEC12]
【共催】
大学宇宙工学コンソーシアム
【協賛】
日本航空宇宙学会
宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究所
【趣旨】
昨年、1981年から30年近くにわたって主に国際宇宙ステーションへ物資や宇宙飛行士を運んできたスペースシャトルが、維持コストの高さや安全性の問題で引退しました。これに代わる輸送手段として、2012年5月25日、スペースX社のドラゴン宇宙船が、民間企業が打ち上げた宇宙船として初めて国際宇宙ステーションとのドッキングに成功しました。また、2012年5月23日には、日本の主力ロケットであるHII-Aが、水循環変動観測衛星「しずく」、韓国多目的実用衛星、小型衛星の打ち上げに成功し、打ち上げ成功率が信頼性の目安とされる95%に達しました。今後,宇宙開発への大学や民間企業のさらなる進出など、日本の宇宙開発が国民の支持のもと発展してゆくためには、様々な分野の専門家が有機的に連携し,独創的で有意義な成果を挙げてゆくことが重要となります. スペース・エンジニアリング・コンファレンスは,宇宙工学とそれに関連した幅広い分野の講演や議論を通じて, 宇宙工学の発展に寄与してゆくことを目指しています.第21回目となる今回は、静かな環境でこころゆくまで議論できるよう、石舞台古墳で有名な国営飛鳥公園内の宿舎での開催を企画しました.宇宙工学部門研究会である、先進軽量構造システム(ALSS)研究会も同時開催の予定です。この機会を通じて,大学等における基礎研究から宇宙機システムの開発・運用に至るまでの 技術交流の場としてご活用いただきたく,多くの方々のご参加をお願い申し上げます. 詳細や最新情報は,宇宙工学部門ホームページ( http://www.jsme.or.jp/sed/ )でご確認下さい.
【講演発表募集内容】
宇宙システムに関する要素技術研究から,設計・開発・運用, またはそれを統括するプロジェクト・マネージメントなどのテーマを中心に宇宙工学に関わる さまざまな研究についての講演発表を幅広く募集します.
【講演発表募集要項】
1. 本講演会では,会員以外の方の講演発表も歓迎します.
2. 発表形式は口頭発表で,使用言語は日本語または英語です.
3. 講演発表時間は質疑応答含み,20分を予定.
4. 原稿枚数は4~6頁程度としますが,必ずしもこだわりません(1頁は3120字).
なお,講演論文集は電子媒体(USBメモリー等)にて発行します.
5. 講演発表の際の使用機器は,原則として液晶プロジェクタです.
標準コネクタは用意しておりますので,パソコン等はご持参下さい.
セッション開始前に接続テストをお願いします.
6. 研究発表の採否につきましては,決定次第ご連絡いたします.
採否・プログラム構成は,オーガナイザおよび部門運営委員にご一任願います.
7. 本講演会での研究発表は日本機械学会若手優秀講演フェロー賞の選考対象となります.
8. 同時開催の先進軽構造システム(ALSS)研究会は,ポスターセッションを予定しています.講演会と同じ要領で募集しますが,申込書の特定セッションにALSSポスターセッションと明記してください.またALSSポスターセッションの原稿枚数は1頁程度とします.
【講演発表申込方法】
宇宙工学部門ホームページ( http://www.jsme.or.jp/sed/)をご覧の上, 同ホームページ内の「研究発表申込書」を ダウンロードして頂き,必要事項を記入の上,下記本会宇宙工学部門宛に申し込み下さい.ALSSポスターセッションでの発表を希望される場合は,特定セッション欄に明記願います.
なお,本会会員の方は、CPD(能力開発支援システム)ポイント付与のため、会員番号も忘れずにご記入願います.
https://www2.jsme.or.jp/jsme-member/pgasp/cpd/setumei.htm
【講演申込締切日】
2012年10月15日(月)
【原稿執筆要領】
学会ホームページ( http://www.jsme.or.jp/divmanual/eleman04.htm )をご覧の上, 原稿の作成をお願いいたします.
下記の原稿締切日までに,本会宇宙工学部門担当宛に送付下さい.
【原稿提出締切日】
2012年12月3日(月)