一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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第二回マイクロ・ナノ産業化シンポジウム—-巨大震災:センサニーズと課題—-

2012年10月22日 | 標準・規格センター特別講演会No.12

【共催】
電気学会、応用物理学会

【後援】
日本学術会議

【開催日時】
2012年10月22日(月)09:00 -12:30
  
【趣旨】
電気学会、日本機械学会、応用物理学会が共催する「第二回マイクロ・ナノ産業化シンポジウム」を日本学術会議後援のもとで開催いたします。
昨年の東日本大震災、それによる巨大津波、そして原子力発電所の事故という三重の災害を体験し、多くの方が被災され、公共施設、交通、電力などインフラ、多くの産業界が直接、間接に被災し、それに対して学会は何を発信し、議論するのか?私たち学会メンバーが取り組む研究課題と本来社会的に必要度の高い課題との乖離の極小化、更には“想定外”を無くする努力は、研究費に国民の税金が投入される現状を考えれば焦眉の急でもあり、十分な議論が必要であるという自問自答の声も聞こえるようになりました。そのような背景の下、今回は、巨大震災におけるセンサニーズと課題というタイトルでシンポジウムを開催する運びとなりました。
巨大震災や自然の脅威は、我々の力が遠く及ばないレベルにあり、更に、その予知も大変難しい状況にあります。しかし、そうした巨大震災の被災を最小限にすべく多くの人々が果敢に努力をしてきたこともまた事実であります。
本年にマイクロ・ナノ産業化シンポジウムは、テーマとして「巨大震災:センサニーズと課題」を取り上げ、社会的な要請も大きい巨大震災に立ち向かう為の21世紀のマイクロ・ナノ分野におけるセンサ・マイクロマシン技術のこれからのあり方や応用、昨年の東日本大震災の被災を最小限にとどめた技術の紹介なども含め、幅の広い視点で議論を行う場を設け、研究課題として取組むべき社会的ニーズ、大きい課題の抽出など、21世紀のセンサ技術研究のあり方を見定め、また参考となる議論をしたいと思っております。多くの方に御参集いただければと考えます。

【プログラム】
総合司会 柴崎 一郎(豊橋技術科学大学 特命教授)

09:10~09:10 
■開会挨拶 北村 隆行(京都大学 教授 日本学術会議第三部会員)

09:10~09:40
■電気学会招待講演 
新幹線を安全にとめた地震検知システム
松本 雅行(JR東日本執行役員 鉄道事業本部 信号システム管理センター所長)

09:40~10:10 
■特別招待講演
道路インフラの安全安心を目指してのモニタリング技術
三木 千壽 (東京都市大学 総合研究所 教授)

10:10~10:40
■応用物理学会招待講演
大規模災害に強いモバイルネットワークを目指して 
荒川賢一((株)NTTドコモ先進技術研究所 所長)

10:40~10:50  休憩

10:50~11:20
■電気学会招待講演
電力システムの基本的考え方
仁田 旦三 (明星大学 教授)

11:20~11:50
■日本機械学会特別講演
災害現場での個人携行発電を実現する超小型ガスタービン技術」
磯村 浩介 ((株)IHI 航空宇宙事業本部技術開発センター)

11:50~12:20 パネルディスカッション
「巨大震災:センサニーズと課題」
 司会 益 一哉(東京工業大学 教授)

パネリスト
松本雅行 (JR東日本 執行役員)
三木千壽 (東京都市大学 教授)
荒川賢一 (NTTドコモ先進技術研究所 所長)
仁田旦三 (明星大学 教授)
磯村浩介 ((株)IHI 航空宇宙事業本部技術開発センター)

12:20~12:30  閉会挨拶    柴崎 一郎(豊橋技術科学大学)

会場
北九州国際会議場 (福岡県北九州市)
会場URL
http://www.convention-a.jp/access/
参加登録費

無料

問い合わせ先

第29回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム事務局
〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-6-5-603
越膳事務所気付
Tel 03-3346-8007 Fax 03-3346-8002
E-mail info@sensorsymposium.org

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