一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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インデンテーションによる材料特性の高効率同定

2020年11月05日 - 2020年11月05日 | 材料力学部門講習会No.20-76

 

本講習会はZoomを利用してオンラインで開催いたします。

開催日 2020年11月5日(木)

会 場 オンライン開催

趣 旨 インデンテーション試験は,材料中の局所的な機械特性を評価する手法として開発されてきました.今日までに,押込み中の深さおよび荷重を測定して得られる押込み深さ―荷重曲線を用いて,様々な材料特性を評価する手法が提案されています.本試験の特徴として,①試験領域が小さく,②材料の形状に依存しないことが挙げられます.そのため,非破壊検査としての応用が期待できるともに,通常の試験では同定が困難な薄膜など微小領域の特性も評価が可能であります.さらに,材料開発の現場では,同一試験片上に複数回の試験を行うことができることから,従来の試験と比較して時間とコストを大幅に削減できます.現在のところ,インデンテーションによる材料評価は,材料研究の現場では既に簡便・高速な評価手法として役立てられています.
本講習会では,インデンテーション試験によって何が評価でき,どのように材料開発に応用できるかを理解してもらうことを目的とします.そのため,本試験の原理や現状の規格を説明するとともに,弾性や粘弾性,強度などの各種材料特性の評価手法を紹介します.

題目・講師 (司会 高橋 昭如)
10.00-11.00/(1)インデンテーション試験の基礎
「硬度」の材料物理学に焦点を当てる中で,インデンテーション試験で計測定量される力学物性(弾性,弾塑性,粘弾性等)を統一的に論じる.さらに現在の汎用計測装置・データ解析法に内在する問題点・課題を整理する.
豊橋技術科学大学 名誉教授 逆井 基次
11.10-12.30/(2)弾塑性特性の同定
2圧子法による応力-ひずみ関係の求め方,その際の注意点について紹介する.本手法は,微破壊で弾塑性特性評価が可能であるが,適用限界や微小領域を対象にするが故に生じる誤差要因を把握しておくことが肝要である.
防衛大学校 教授 小笠原 永久
13.30-14.15/(3)ソフトマテリアルの特性同定
材料表面に光学的に透明なプローブを接触させる圧子力学顕微鏡(顕微インデンター)は,ソフトマテリアルが見せる極めて特異な接触変形挙動の「その場観測」を可能とする新しい計装化インデンテーション装置である.表面付着力を有するソフトマテリアルの接触荷重と接触面積の同時計測データを解析し,力学的非線形性や時間依存型変形特性を定量評価する新手法を紹介する.
産業技術総合研究所 主任研究員 宮島 達也
14.15-15.05/(4)マルチスケール力学特性評価
ナノスケールでの押し込み試験では圧子先端のみ丸みの影響により硬さが大きく見積もられる.そこで電解研磨した金属単結晶を標準試料とした硬さを換算した.換算したナノ硬さとマイクロ硬さは統一的に取り扱うことが可能である.このマルチスケール力学特性評価法について説明する.またその応用例として,新たな材料開発の指針の提示,き裂先端のひずみ量評価などについて示す.
物質・材料研究機構 主幹研究員 長島 伸夫
15.15-16.05/(5)微小力学挙動測定による塑性変形の素過程解析
圧入変形による塑性変形開始挙動やその後の塑性ひずみの時間発展について転位論を用いた物理モデルで議論する.また,TEMその場変形解析を用いて,応力―ひずみ応答と転位の動的挙動の関係を考察する.
物質・材料研究機構 構造材料研究拠点 副拠点長 大村 孝仁

定 員 30名,申込み先着順により定員になり次第締め切ります.

聴講料(税込) 正員15 000円,会員外25 000円,学生員5 000円,一般学生8 000円
いずれも教材1冊分代金を含みます.参加登録のシステム利用料として,上記聴講料とは別に220円(税込)をご負担いただきます.

※学生員から正員資格へ変更された方は,卒業後3年間,本会講習会への聴講は学生員価格にて参加が可能です.下記申込先フォームの会員資格は「正員(継続特典)」を選択し,卒業年と卒業された学校名を「通信欄」に記載ください.
※特別員の資格(会員扱い)で行事に参加される場合,聴講料は正員の価格となります.下記申込先フォームの会員資格は「特別員」を選択し,「会員番号」に「行事参加料割引コード」(xxxxxxx-xxxx)をご記入下さい.
※「特別員行事参加無料券」を利用される場合,聴講料は無料となります.予め「特別員行事参加無料券(原本)」をご用意の上,「特別員」としてお申込みください.「無料参加券を利用する」と「コンビニ決済」を選択して申込完了後,担当職員まで「自動返信メール」「行事参加無料券(原本)」をご郵送ください.

教 材 教材のみご希望の方には,1冊につき会員2 000円,会員外3 000円にて頒布いたしますので,こちらからお申込み下さい.講習会終了後発送いたします.なお,本講習会終了後は教材を販売いたしません.入手ご希望の方は本行事にご参加いただくか,または上記と同様の方法にて開催前に事前予約申込みをお願いいたします.

 

申込方法 https://eventpay.jp/event_info/?shop_code=6791237415745854&EventCode=1183289243 からお申し込みください。

 

申込期限 10月5日(月)

 

お申込みの際の注意事項
■参加者による,セミナーの静止画/動画撮影,録音は禁止です。「レコーディング」ボタンで録音することは法律で禁止されています。
■新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため,視聴される方の安全を考慮し,複数人での視聴ではなく個人単位でのお申込みになります。
■当日発表の音声,スライドの著作権は発表者に帰属します。
■参加費については,必ず10月5日までにご入金をお願いします。ご入金が確認出来た方には視聴用のURLをお送りいたします。
■必要なもの
・視聴用のパソコン *必須
・イヤホンまたはスピーカー(PCに内蔵されているもので構いません。) *必須
・マイク(質問をする際に必要となります。)
・有線または無線ブロードバンドのインターネット接続  *必須
■必ず前日までに機材の事前準備・確認を,事前にZoom(適宜修正)の動作確認をした上でご参加下さい。

 

(Zoomを利用する場合)
■Zoomの事前テスト方法   以下から各自でご確認下さい。
https://support.zoom.us/hc/ja →ミーティングウェビナー→ 参加と開始

■問い合わせ先 担当職員:石澤 E-mail: ishizawa@jsme.or.jp

会場
オンライン

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