第27回「M&Pサロン」
2017年5月12日 | 機械材料・材料加工部門特別講演会主催No.17-44
趣旨 鉄道は環境保全性に優れた交通手段で,高速鉄道網の整備など今後ますます発展することが期待されます.また鉄道の安全性は,我々利用者が日々実感しているところですが,この安全性は鉄道車両用台車の設計・製造技術にも支えられています.今回M&Pサロンでは鉄道台車全般の歴史や形式とともに,最近の開発事例として操舵台車の開発内容を紹介いただきます.操舵台車とは,操舵機構により輪軸の方向を変えて曲線をスムーズに通過できる台車で,都市交通の利便性向上に寄与する製品です.なお,東京地下鉄株式会社との操舵台車の共同開発成果は平成27年度全国発明表彰されています.今回は話題提供とともに,新日鐵住金株式会社・尼崎研究開発センターならびに隣接する日鉄住金テクノロジー株式会社の見学も行います.奮ってご参加下さいますようご案内致します.第27回「M&Pサロン」では,最新動向をご紹介頂き,参加者の方々と気軽に自由討論して頂きます.奮ってご参加下さいますようご案内致します.
題目 鉄道車両用台車の技術開発
講師 中居 拓自
(新日鐵住金株式会社 製鋼所 第一台車設計室長 中居拓自氏 )
定 員 40名