特殊鋼の広がる用途を支える技術について~100年を超えるヤスキハガネの開発の歴史から
共 催 松江工業高等専門学校
後 援 島根県特殊鋼関連産業振興協議会
開 催 日 2017年 10月 12日(木)13:00 ~ 14:30
講 師 日立金属株式会社安来工場 技師長
ソリューション&エンジニアリングセンター長 田村 庸
趣 旨
日立金属安来工場から出荷される特殊鋼は日本の粗鋼生産量の0.1%に過ぎない。しかし特殊鋼の用途は産業界全体に広く行き渡っており、自動車関連が主体であるものの、電子機器や航空機エネルギー関連製品の部品やそれらを成形する金型に広く使われており、環境調和型製品の実現に不可欠な材料である。一方で、皆さんに馴染み深い日用品にも使われている。安来工場は1899年創業依頼、戦前は刃物鋼、工具鋼を主体に生産、戦後は民生品に用途を伸ばしてきた。これらの特殊鋼の用途とそれを支える技術を100年を超えるヤスキハガネの歴史から紹介する。
定 員 120名(会員資格は問いません)