特別講演会「SKYACTIVテクノロジーの誕生を支えたモデルベース開発」
共 催 高知工科大学
開 催 日 平成 29年 11月 15日(木)13:00 ~ 14:30
講 師 マツダ株式会社 パワートレイン開発本部 PT制御システム開発部長
清水 良 氏
趣 旨
車両システムは、複雑化、巨大化し、高度な機能を実現してきた。その進化は今後ますます加速すると考えられる。一方このような高度なモノづくりを短期間で成し遂げるには、従来の「作って評価し、改良する」やり方では不可能であり、モデルベース開発が必要不可欠である。
マツダのSKYACTIVテクノロジーを搭載したクルマは、ハイブリッド車に迫る優れた燃費性能を達成し、お客様から高い評価をいただいたが、この開発において、モデルベース開発が大いにその威力を発揮した。
本講演では、クルマの開発において、特に複雑さ/規模が急速に増加している電子制御システムの開発を中心に、モデルベース開発で目指したこと、実現できたことの事例を紹介し、モノづくりの進化を考えたい。