自動運転の社会的効用 車やドローンの自動運転実現までの道のり(技術)と社会システムやビジネスの変化(経済・産業・法律)について
主催:日本機械学会 交通・物流部門
日時:2017年12月15日(金)
趣旨:
情報通信技術や人工知能等急速に発展した技術が利用可能となり、自動車やドローン等各種交通モードで機械が人間に代わって運転を行う自動運転や高度な運転者支援が現実のものとなってきた。こうした技術を広く普及するには、技術的な面だけでなく、社会受容性、法規、倫理的な面、さらには経済的にも成り立つシステムである必要があります。そのような背景から、日本機械学会では、部門協議会直属の「自動運転に関する分野横断型分科会」を発足させ、2年間活動いたしました。この講習会は、その成果の会員および社会への還元の一環として、交通物流部門が主催して行うものです。
本講習会では、自動運転の技術開発におけるビジネスエコシステム、具体的なビジネス・システム事例及び法的責任等自動運転の社会に対する効用と問題点について、各分野の専門家に講演をお願いしました。自動運転に関する講習会は多く開催されていますが、社会的な効用の観点から自動運転技術の取り組みを聞ける機会は貴重だと自負しています。皆様、是非、お誘いあわせの上、ご参加ください。
題目・講師
10:00-10:10
日本機械学会「自動運転に関する分野横断型分科会」委員長挨拶
基調講演
10:10-11:00
1.自動運転を巡る経済産業省の取組
垣見 直彦(経済産業省 製造産業局 自動車課 ITS・自動走行推進室 室長)
一般講演
11:00-11:50
2.自動運転と産業革命
高田 博(東京理科大学)
13:00-13:50
3.破壊的イノベーションとしての自動運転
糸久正人(法政大学)
13:50-14:40
4.小型無人航空機(ドロ―ン)の産業利用とそのために必要な基盤整備
鈴木真二(東京大学)
15:00-15:50
5.実験としての模擬裁判~社会の求める安全性を知る~
近藤惠嗣(福田・近藤法律事務所)
15:50-16:40
6.自動運転隊列走行のための制御アルゴリズム
杉町敏之(東京大学)
16:40-17:30
7.自動運転の現状と今後の動向
須田義大(東京大学)
17:30-17:40
8.日本機械学会「自動運転に関する分野横断型分科会」幹事挨拶
定 員 50名
教 材
教材のみご希望の場合の方,または聴講者で教材を余分にご希望の方は.1冊につき会員2,500円,会員外4,000円で頒布いたしますので,開催前に予約申込み下さい.講習会終了後に発送いたします.下記URLよりお申し込み下さい.
https://www2.jsme.or.jp/fw/index.php?action=kousyu_index&gyojino=17-146