ボイラ水処理技術講演会
共 催 精密工学会 北陸信越支部
開催日 2018年1月19日(金)13:30~14:30
講演テーマ:「ボイラ水処理の動向と最新技術」
講 師:吉田 正樹(内外化学製品株式会社 東京技術部 研究課長/JIS B 8223:2015分科会委員)
講演概要:東日本大震災以降、火力発電の重要性が増している。火力発電では、ボイラで蒸気を発生させ蒸気タービンにより発電している。またボイラは、火力発電以外にも工場、病院、ビルなどの熱源として幅広く利用されている。ボイラは、天然ガスなどの燃焼熱により水から蒸気を発生させる設備であり、高温高圧の水や蒸気がボイラ系統内を循環している。その水処理が不適切である場合には、熱効率低下による経済損失だけでなく、ボイラ系統の噴破により人命を脅かす事故となりうる。そのため、ボイラに供給する水を適切に処理することが重要である。本講演では、ボイラおよびその水処理の基礎を概説するとともに、これまでのボイラ水処理の動向と最新技術について紹介する。