一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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基礎セミナー「鉄道車両のダイナミクスとモデリング」

2018年3月22日 | 交通・物流部門セミナーNo.18-22

(交通・物流部門 鉄道技術委員会 企画)

 

開催日 2018年3月22日(木) 12:30~17:30

会 場 東京理科大学 葛飾キャンパス 講義棟303教室

〒125-8585 東京都葛飾区新宿6-3-1 TEL.03-5876-1717(代)

(JR常磐線(東京メトロ千代田線)「金町」駅/京成金町線「京成金町」駅下車、徒歩8分)

 

趣 旨 本講習会は,2017年12月に日本機械学会より発売した「鉄道車両のダイナミクスとモデリング」を教科書に,その内容をご紹介します.本書をお持ちで無い方には予約販売で当日販売致します.本書では,鉄道車両のダイナミクスに関する基礎知識と運動解析法の習得を目指します.研究や実務の経験を問わず,鉄道車両のダイナミクスに関心のある全ての方にとって基礎的で必須の内容となっておりますので,奮ってご参加下さい.

 

題目と講師

12:30~13:00/(1)「鉄道車両のダイナミクスとモデリング」の紹介と鉄道車両の振動乗り心地

教科書「鉄道車両のダイナミクスとモデリング」の全体的な概要を紹介する.併せて,本書4.1節に記す,鉄道車両の乗り心地,特に振動乗り心地の設計指標,評価指標について解説する.

防衛大学校教授 システム工学群 吉田秀久

13:10~14:40/(2)鉄道車両の運動

鉄道車両の運動力学はどのような検討に必要となるのか,車両の基本的な構造についてまず説明する.次いで鉄道車両特有の車輪・レールのクリープ力特性の概要を説明し,輪軸,台車および車体の運動方程式の導出や固有値解析,さらに車両の転覆,曲線通過時の台車の力学について解説する.

茨城大学准教授 工学部 道辻洋平

14:50~15:50/(3)鉄道車両のモデリング

鉄道車両の運動を精度よく解析するために必要となる,空気ばねや各種ダンパ,車体左右動ストッパなどのモデル化について解説する.また、走行安全性評価を例にしてシミュレーション結果の出力と、その取扱についても解説する.

明星大学教授 理工学部 宮本岳史

16:00~17:00/(4)鉄道車両の車体弾性振動

最近の鉄道車両では車体の弾性振動が乗り心地の面から問題になる例が増えている.効果的な対策を行うには数値計算による検討が重要である.ここではまず車体弾性振動の実態を紹介し,それを適切に模擬する簡便な解析モデル構築法について解説する.

秋田県立大学教授 システム科学技術学部 富岡隆弘

17:00~17:30/(5)講師との懇談

茶菓を用意いたします.気軽に各講師とご懇談ください.

 

定 員 70名,申込み先着順

 

教 材

当日配布資料はありません.教材として日本機械学会発行「鉄道車両のダイナミクスとモデリング」

定価3,500円+消費税,会員特価2,800円+消費税)を使用します

(ご購入に関しましては http://shop.jsme.or.jp/ をご参照下さい).

本書を既にお持ちの方は当日ご持参下さい.なお,本書「鉄道車両のダイナミクスとモデリング」を当日会場にて購入希望される方

は,以下,申込ページよりお申込下さい.当日現金にて販売致します.

会場
東京理科大学 葛飾キャンパス(葛飾区新宿)
会場URL
https://www.tus.ac.jp/info/access/katcamp.html
参加登録費

会員2,000円(学生員1,000円),会員外3,000円(一般学生2,000円).

当日会場にて申し受けます.

申し込み先

下記ページから2018年3月12日(月)までにお申込み下さい.定員になり次第締め切ります.

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf8ubjFIzDTCJsiYKI0BcfcrqmrgfHotVFmdtlMKgH0rOaUEg/viewform?usp=sf_link

問い合わせ先

(一社)日本機械学会 交通・物流部門 担当滝本
TEL:03-4335-7620 , FAX:03-4335-7618

e-mail: takimoto@jsme.or.jp

申込締切
2018年3月12日

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