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結晶塑性の原子過程に関する国際シンポジウム

2018年10月25日 - 2018年10月27日 | PR協賛・後援

結晶塑性の原子過程に関する国際シンポジウム
―結晶強度の定量的理解に向けて―

International Symposium: Atomistic Processes of Crystal Plasticity
―Toward quantitative understanding of crystal strength―

 

■ 開催趣旨 ■
1934年に結晶転位の概念が確立してから、結晶の塑性挙動は主として転位論に基づいて議論されてきた。しかし、転位論も破壊力学も結晶を連続体として扱う弾性論に立脚して研究されてきたので、転位芯の構造やクラックの先端などの原子レベルの微細構造が正しく反映されたものではなかった。そのため、得られた結果は定量性に欠けるものであり、結晶強度を定量的に予測することが出来なかった。
一方、20世紀末からは、実験的には原子レベルの分解能を有する電子顕微鏡による解析技術の発展、理論的には第一原理計算手法の進歩によって、転位芯構造や不純物の偏析の状態、クラック先端の構造などについて原子レベルの解析が可能になった。このような状況の下で、本国際シンポジウムでは、実験及び理論の両分野の世界の第一線の研究者の参加を得て、塑性現象の素過程を原子レベルで解明する最先端の研究発表・討論を通して、結晶塑性現象の定量的理解を目指す。特に、従来充分行われてこなかった実験および理論両分野の研究者間の交流の促進を図り、結晶強度の定量的理解に貢献したい。

 

■ 開催日 ■
2018年10月25日~2018年10月27日

■ 開催場所 ■
東京大学本郷キャンパス内、福武ホール

■ 主催 ■
日本学術振興会産学協力第133委員会

■ 参加費 ■
一般30,000円、学生10,000円

■ アブストラクト締切 ■
2018年5月31日

■ 参加登録締切 ■
2018年7月30日

■ 会議URL ■
http://www.apcp.iis.u-tokyo.ac.jp

■ 問合せ先 ■
E-mail: apcp-sc@iis.u-tokyo.ac.jp (事務局、上村祥史)

 

会場
東京大学本郷キャンパス
会場URL
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/

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