東北地区特別講演会 「ヒト・機械・環境をつなぐインタラクション技術」
2018年2月20日 | ロボティクス・メカトロニクス部門特別講演会主催No.17-165
企画 ロボティクス・メカトロニクス部門
開催日 2018年2月20日(火)15:00~17:20
プログラム
(1)15:00~16:00
「VRを通じた身体性と自己の再設計」
講師:鳴海 拓志(東京大学大学院 情報理工学系研究科 講師)
バーチャルリアリティ分野では視聴覚に留まらず触覚,嗅覚,味覚など幅広い感覚情報を提示するインタフェースの研究がなされてきた.こうしたインタフェースによる感覚・知覚の変化が人間の感情や行動,思考様式等に与える影響を紹介し,VR体験を通じて感覚から身体,自己までをも自在に設計する技術の現状と可能性を議論する.
(2)16:20~17:20
「触覚インタラクションと身体動作の機械学習」
講師:牧野 泰才(東京大学大学院 情報理工学系研究科 准教授)
近年のバーチャルリアリティ技術の進歩に伴い,そこに触覚刺激を付与することで没入感を向上させる試みが近年多くなされている.空中超音波を利用した触覚と空中映像への触覚提示を始めとする触覚インタラクションについて概説し,そこでの応用が期待される身体動作の機械学習に基づく動作予測,触感推定などについて紹介する.