第139回講習会 「四力+制御」にもう一度チャレンジし基礎力を高める講習会 -目指せ 機械系技術者の土台再構築と設計・開発力アップ-
協賛団体:
精密工学会東海支部,自動車技術会中部支部,計測自動制御学会中部支部,日本塑性加工学会東海支部,日本設計工学会東海支部
開催日:2018年12月3日(月)
趣旨:現代の設計・開発業務においては,多様な学術領域の知識を組み合わせて駆使する必要があります.そのため,機械系技術者
は1つの専門領域にとらわれず機械工学全般の基礎分野を実用レベルで理解し,それらを融合させて新しいアイデアを生み出してい
くことが必要となっています.そこで技術者の基礎学力を高めることを目的とし,第1** 回講習会では,企業において第一線で活躍
が期待される若手の技術者を対象とし,応用を鑑みつつわかりやすく「機械工学の四力学+制御」のうち材料力学と制御工学を学ぶ
講習会を開催いたします.基礎を学び直すことが,応用力を高め,新しい機械システムを創造する人材育成につながります.
人材育成のコスト削減や設計ミスによるリコールなどの損失防止にも役立つかと思います.多数のご参加をお待ちしております.
対象: 大学の機械系学部で既に四力+制御を学んだことがあるレベル
定員: 60 名(各科目30 名)
実施内容: 下記2科目から1 科目を選択
A 材料力学 荒井 政大 (名古屋大学 教授)
13:30-15:00 応力とひずみ/引張と圧縮
15:15-16:15 はりの曲げ・はりのたわみ
16:30-17:30 棒のねじり
17:45-18:00 総合討論(全受講者と講師による総合的な質疑応答)
B 制御工学 東 俊一 (名古屋大学 教授)
13:30-15:00 状態空間表現によるシステムの制御
15:15-16:15 状態フィードバック制御
16:30-17:30 オブザーバと出力フィードバック制御
17:45-18:00 総合討論(全受講者と講師による総合的な質疑応答)