一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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第29回内燃機関シンポジウム -サステイナブルエンジンシステムを目指して-

2018年11月26日 - 2018年11月28日 | エンジンシステム部門研究発表講演会共催No.18-18

【開催日】2018年11月26日(月)~11月28日(水)

【企画】エンジンシステム部門

【共催】一般社団法人日本機械学会(幹事学会),公益社団法人 自動車技術会

【協賛】可視化情報学会,石油学会,日本液体微粒化学会,日本エネルギー学会,日本ガス協会,日本ガスタービン学会,日本トライボロジー学会,日本内燃機関連合会,日本燃焼学会,日本マリンエンジニアリング学会,日本陸用内燃機関協会

【開催趣旨】

内燃機関シンポジウムは,車両をはじめとする各種パワートレインの健全な発展を図るために,エンジンシステムの先進技術に関する情報交換の場を提供することを目的として,日本機械学会と自動車技術会の共催により1970年から開催しているものです.

2018年度は第29回となり,日本機械学会エンジンシステム部門が主担当となり開催いたします.

本シンポジウムの目的は,エンジンの熱効率向上と排出ガスの有害成分低減の両立という困難命題に挑戦し続けるエンジンシステム技術について,企業,大学,研究所等に属する研究者,技術者,学生が意見交換を行うとともに,次世代を担うエンジニアを育成することです.

内燃機関シンポジウムの位置づけは,国内で毎年定期的に開催されるエンジン関連の最高峰のシンポジウムであり,目的の一つに「エンジン技術発展のために,大学教員や大学院生,企業若手エンジニア,ベテランエンジニアとの研究・技術の交流の場とする」ことが掲げられています.さらに,完成度の高い研究発表および十分な質疑応答が可能となるような講演時間が確保されていることが特色であると考えます.エンジンシステム部門の皆様におかれましては,奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます.

第29回内燃機関シンポジウム  実行委員会委員長 千田 二郎

 

【日程】(予定)

11月26日(月)

10:00~10:10 /開会式

10:20~15:05 /パラレルセッション

15:20~17:20/フォーラム1

 

11月27日(火)

9:20~10:20 /基調講演1

10:30~15:15/パラレルセッション

15:30~17:30/フォーラム2

18:00~20:00/懇親会

 

11月28日(水)

9:20~10:20 /基調講演2

10:30~16:40/パラレルセッション

17:10~17:20/閉会式

 

基調講演1:

日時 11月27日(火) 9:20~10:20

講演者 近久 武美 氏(北海道大学)

講演題目 「風力・太陽光発電大量導入時の電力構成・コスト・CO2量変化と運輸部門内電力利用の効果解析

-EVおよびFCVの望ましい導入形態と水素供給インフラ-」

 

基調講演2:

日時 11月28日(水) 9:20~10:20

講演者 木賀 新一 氏(日産自動車)

講演題目 「次世代に向けての内燃機関の革新-可変圧縮比エンジンの開発―」

 

フォーラム1「エンジン燃焼技術の進展を支えるモデリング技術」

11月26日(月) 15:20~17:20

概要

 近年のモデリング技術の進展は目覚ましく,様々なモデルを組み込んだ数値解析による現象予測や性能評価がエンジン開発の最前線で重要な役割を果たしている.SIP革新的燃焼技術においても熱効率向上の目標を達成するとともに,個々の研究成果を高精度なモデルに落とし込むことが重視されている.ここでは,今後のエンジン開発の鍵となるモデリング技術の現状と将来展望について見識を高めるため,精度と簡素さ,実用性の両立を追求したもの,新たな現象の記述に挑んだもの,総合的に最先端であるもの,先人の優れたモデルの本質を最新の知見により読み解くと,という各視点から注目すべき取り組みについて話題提供をお願いする.

司会 辻村 拓(産業技術総合研究所)

講師 北田 泰造(三菱自動車),堀 司(大阪大学),高木 正英(海上技術安全研究所),川那辺 洋(京都大学)

 

フォーラム2「ガソリン/ディーゼル燃焼技術を振り返って今わかること」

11月27日(火) 15:30~17:30

概要

 SIPやAICEの支援によるエンジン研究の活性化,計測技術やモデリング技術の進展によりエンジン燃焼の多様で複雑な現象について原理解明が進み,新たな燃焼制御のコンセプトが絶え間なく提案されていることは喜ばしい.一方,80~90年代の研究者は,当時の計測・モデリング技術を駆使して得られた情報をもとに様々な仮説を立てて現象説明を試みてきた.過去の仮説には的を得ていた部分があれば,間違っていた部分もある.これまでに多くのことが解明されてきたが,未だに解明されていないことも多く残されている.過去のエンジン燃焼技術,当時の研究者が考えていたことを振り返り,何が正しくて,何が間違っていたか,現在,何が分かっていて,何が分かっていないのか,整理することが,今後のエンジン燃焼技術の進展にとって有意義であると考える.

司会 河合 英直(交通安全環境研究所)

講師 中野 道王(日本工業大学),漆原 友則(マツダ株式会社),西島 義明(愛知工業大学),内田 登(新エィシーイー)

 

【学術講演】

講演時間は25分(発表15分,討論10分)です.

 

【機器展示】

講演会場の連絡通路において機器展示を行います.

 

【懇親会】

日時:2018年11月 27日(火) 18:00~20:00予定

会場:同志社大学 寒梅館1階 アマーク・ド・パラディ寒梅館

懇親会費:一般:6,000円(11/12まで) 7,000円(当日)

学生:3,000円(11/12まで) 4,000円(当日)

 

【プログラム】

プログラムに関しては,下記URLをご参照ください.プログラムは更新されることがあるので,最新のプログラムをご参照願います.http://www.jsme.or.jp/conference/ICES2018/

 

講演論文CD-Rのみ購入ご希望の方へ

講演会に参加されずに講演論文CD-Rのみを購入ご希望の方は,日本機械学会ウェブサイト内の以下のページよりお申し込み下さい.行事終了後に発送いたします.

https://www2.jsme.or.jp/fw/index.php?action=kousyu_index

講演論文CD-R(要旨集付き)は1冊につき,会員特価:7,000円,定価:10,000円(いずれも送料込み)です.

会場
同志社大学 新町キャンパス 臨光館3F/尋真館3F(京都市上京区)
会場URL
https://www.doshisha.ac.jp/m_ad/campus/imadegawa/shinmachi.html
参加登録費

講演論文CD-ROM含む.本会会員不課税・会員外消費税込)

正員※    13,000円(11月12日まで)/ 15,000円(当日)

会員外         28,000円(11月12日まで)/ 30,000円(当日)

学生(会員※) 4,000円(11月12日まで)/  6,000円(当日)

学生(会員外) 8,000円(11月12日まで)/ 10,000円(当日)

※共催および協賛学協会会員は会員扱いです.

※博士課程の学生は,学生料金(参加登録費・懇親会費)にてご参加いただけます.

申し込み先

シンポジウムホームページ(http://www.jsme.or.jp/conference/ICES2018/)の「講演・参加・宿泊申し込み」の項から

お申し込み下さい.

オンライン参加登録受付は11月12日(月)までを予定.オンライン参加登録受付終了後は、当日会場にて参加受付を行います.

(当日クレジットカード利用可)

問い合わせ先

日本機械学会エンジンシステム部門(担当職員 総務G曽根原)

〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア2階

電話03-4335-7610/(FAX)03-4335-7618/E-mail:sonehara@jsme.or.jp

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